2007年11月23日
キリムでござい

「キリムでござい」
シトロエンC4ピカソで訪問した浜松は山下町の和のあつらえ屋、ぶん屋さんの訪問
は続きます。
自分が学んだ意匠でつくり、選ぶものを商うぶん屋さんはプロの趣味人である。
好きから商売を興し、興味を持っていただけば品も自ずから売れるという商売は客に
媚びてはいない(ぶん屋さんは腰低く対応していただけますが)。
和の小物、半纏などは似合うこと以上に少し冒険する楽しさが欲しいもの、お洒落と
は自分のセンスを店主に伝え、プラスしたプロのエッセンスを求めたいもの。
ぶん屋さんも興にのり、「こいつは売らないんですがね」とキリムを出してきた。
いつの間にか話に夢中になり、本日の主役C4プラスは暗がりの中で一人待つ。
明るい間にも、ちょいとタバコを吸おうと外に出ると、向こうからC4(クーペ)がやって
来た。
同じシトロエンが下町ですれ違う、珍しいことだなと”視線”を待ち構えると、気づかず
に通り過ぎてしまった。
薄明かりとはいえ、ピカソはそれほどに街に溶け込んでいる。

今回も(C2、C6)シトロエン浜松の協力で車を借り出し、小さな旅が出来た。
この機会を作ってくれたのは、ランドマーク・プランニングのemu氏である。
「和の要素、いいですね、今度ゆっくりと伺いますよ」と手にいつまでも簪(かんざし)
を持つemu氏。
蜻蛉玉も、簪も染めの袋物も伝統ある和のエッセンスである。
我々4人は、盛り上がった話と「あの人へのプレゼントにしたい」などと少し興奮状態
で店を出た。
秋の日はすぐに暮れてしまう。今回もあわただしいブログインプレッションとなった。
あと一日、いや二日あればドライブに連れ出してピカソと対話をしたい。
本来ならば、この季節の箱根あたりいいと思うのだが

写真は昼に最初の出会いをしたラウンドテーブルに戻る。
これでC4ピカソで行く訪問記はおしまいである。
まだまだ写真はあるのだ。随時思いを伝えていこうと思う。
2007年11月22日
C4ピカソで下町へ

浜松の中心街で打ち合わせを済ませて走り出せば夕闇が迫ってきました。
次は浜松の下町、山下町の”あつらえもの”のお店に向かいます。
鍛治町から一旦市役所前に出てコンコルド浜松を過ぎた六間道路を東へ
通称「楽器中通り」の一つ西の路地を曲がりますと、家並みが続く角に麻の
暖簾をかけたその店はありました。
「こんにちは」というよりは、「ごめなさいよ」と声をかける感じが似合う和物
あつらえの店”ぶん屋”さんに到着しました。
ご主人の村上さんは作務衣に鼠の半纏姿、ちょうどあつらえものの袋物を
こしらえたばかり。広くはありませんが、店は話ながら品を見せていただく
感覚、椅子に腰掛ければ畳に品を並べていただけます。
先日、ラウンドテーブルを見てみたいとお連れし、ランドマーク・プランニング
の皆さんとは顔みしり、今回はぶん屋さんへみんなでおじゃましたというわけ
です。
こちらの店はお客さまに喜ばれそうなものを職人にこしらえさせたもの、それ
を組み合わせたもの、新たにあつらえるものを商うお店です。

蜻蛉玉、簪などの小物、染めや古布でこしらえた袋物に、半纏まで和の意
匠と色を組み合わせたものを見せていただきます。
この色の組み合わせには、建築とコーディネーションを行うランドマーク・プラ
ンニングのコーディネーターも新たな着想を見つけられる。
村上さんの話おもしいのは、話に重ねて抽斗から組み合わせる品が出てき
て、また話が引き出されるところ。
和の愉しみとは、こうした話の中で好みを見つけ、勧めることだそうです。

多くの中から、これはと思う簪を手にとります。
さきほどまでモダンなシトロエンに乗っていたことを忘れ、新鮮な色にときめく
心を知る。
シトロエンの粋と、江戸の粋、それぞれの国で育った文化の色を組み合わせ
る愉しみを見つけておりました。
好みのものがよいのだそうです。ただしもう少し通わねば自らの好みもわか
らない。話ながらあつらえるお店、なるほどと頷く訪問はまだ続きます。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月21日
C4ピカソのシティ

C4ピカソは目立つことがなく、いとも普通に街にとけてしまう。
シトロエンという名を知っていても、特徴的なエンブレムを見なければそれと分からず
また、ピカソ自体の認識も薄いから、特別に目をひくこともない。
ミニバン大国の中に置けば容易に目立たないでおける。
さりとて、同じ車には出会わず、3列のユーティリティを確保しているとすれば、”必要”
なオーナーにはエスティマほどの価格とすれば十分に選択肢となる。
メンテナンスも、シトロエン浜松があるから、心配もない、後は誰も乗っていないという
評価である。

後席、バックドアには内蔵のシェードが備わるから、こうして視線をさえぎっての移動も
可能である。ドアの上端からロール式のシェードを引き出して上にひっかける方式だか
ら力もいらず、具合のよい隠れ蓑、もしくはサンシェードとなる。
足元も十分だから、リラックスしてここに収まれば、なかなかのVIP気分である。
最近の企業ユースにもミニバンは歓迎されていると聞く。
駅などへの出迎えの際にミニバンを使えば、セダンをはるかに上回る広さを持ち、荷物
の収納も容易である。
海外からのVIPに、以外なるスタイルを持つミニバンを使えば、大いに歓迎されるそうで
ある。

ブログインプレッションは街に車を置く試みも役割の一つである。
ガンメタリックと思われた塗色は、夕まずめの光を浴びればフレンチらしいブルーの輝き
を見せてくれた。
この角度、このダブルシェブロンの顔のみが、何人かの目を引きつけ、バックドアのエン
ブレムを確認されることとなった。
「ピカソ・・・ヒソヒソ」、シトロエンは街にこそ似合うと言おうかと迷う。
好む人がいて、少し認識されていて、実車に出会うことがほとんどないのだ。
持つ喜びの一つである。「ピカソ、ヒソカニ、ヒソヒソ」は大いに歓迎なのだ。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月20日
DSフェティッシュ

シトロエンC4ピカソのブログインプレッション番外編である。
車を知るならば、一度手で丁寧に洗車をして、ワックスを手がけしてみるとよい。
デザイナーが企んだライン、ふくらみ、フィニッシュ、もしかしたら手抜きまでを見つける
かもしれない。
車とは多くのパーツそれぞれがデザインされた工業製品の集合体である。
パーツデザインでは走る性能に貢献するように創られるが、集合体としての車には、
デザイナーのセンス、エスプリ、ヒストリー、狙いまでが含まれる。
当然、それを読み解く楽しみも我々にはあるのだ。
さて、フェティッシュなカメラは車を一回りしてパチパチと撮り、後でじっくりと眺めること
となる。

「DSじゃないですか」
切れ長のライト周り、ボンネットのセンタープレスを含む一体成型の盛り上がったのっ
ぺり顔。カバーされたライトの中に2灯が収まるところ。
見つけたりである。
ライトの下に別に車幅灯とウインカーを仕込むところまでDSを意識していると見た。
意識ではなく、シトロエンのシトロエンらしさをこのモデルにも継承させているのだ。

シトロエンはいつの時代もスペースシップであることを期待される。
空気という流体を飛ぶ船である。
遅ればせながらと、世界一のミニバン大国に飛んできたフレンチスペースシップは
エンタープライズでもボイジャーでもない。
DSから進化したことを予想させるC4ピカソという船なのである。
2007年11月20日
C4ピカソの後席で

「中心街で打ち合わせがありましてね」
短時間の打ち合わせならばそのままC4ピカソで行きましょうと染地台から半田山の
ランドマーク・プランニングに戻れば、もう夕刻も近い。
ここでランドマーク・プランニングのC6と並べることができた。
C6は「フネフネ感」のある文字どおり、シトロエンのフラッグシップである。
「あの店にも寄るから」とコーディネーターの皆さんを誘うとピカソは四人乗りとなる。
ピカソはミニバンである。4座プラス3列目に控えめなシートを持つ。
4人での愉しみもまたインプレの一つなり。

前席はコーディネーターの女性二人に譲り、我らは後席に座る。
運転の味だけでなく、後席の経験をするのは貴重である。
前席の女性はシート位置を動かさないでいてもらったから運転席から後席に移れば
使い勝手がわかる。
オーナーとして、一度後席を経験しておくことで、お招きシートの様子を知っておく。
これも車を知ることである。
足を組めるほどではないが、シートの収まりもよく、十分に落ち着く。
ドライバーの額の上と表現したVISIOスペースのおかげで視界がよく、後席からの
行き先指示が容易である。

前席シートバックにはピクニックテーブルが備わる。
パタンと手前に倒して使うのだが、凝っていない分、堅牢さが好感が持てる。
殆どはゲストが使うもの、これも確認しておけば使い勝手を想像できる。
ボタンで読書灯が点く、ボディ側には左右独立した空調コントロールがある。
この空調は子供のいたずらなどを防止する為だろうか、前席ドライバー側のメインコ
ントローラーで有効無効を選択できるのだ。
ミニバンの後席とは、退屈であってよい、半田山から浜松中心街までわずか20分
ほどの間に眠くなってしまった。
どこにもタイトはない、ここはゲストもしくは家族のリラックスの場としたい。
ドライバーは車の楽しみをねむたいほどのリラックスには求めない。
我々はやはり前席の男たち、さて中心街に入りましょう。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月19日
C4ピカソは街にとける

車は走らせてみなければわからない。
ブログインプレッションはショールームから車を借り出し、街の景色の中に置く試み
をしています。
今回のシトロエンC4ピカソも早速初冬の景色の中で走らせてみましょう。
車は街の景色を変える一つの要素です。スタイリッシュであったり、小粋であったり
使う人の暮らしが見えるようだったりと、街の景色の中に車を置けば、その街の景
観の魅力の一つになる。
この企画を共にするランドマーク・プランニングのemuさんは言う。
今回は浜松の郊外の新しいまち染地台をC4ピカソが走ります。

大きなウインドウのVISIOスペースを持つピカソが坂を下りてきます。
4590×1830×1685の大きさはトヨタのエスティマより30cm短く30mm広く
75mm低く、ほぼ見慣れたミニバンを思わせて目立たずに街に溶け込む。
フロントのダブルシェブロンの意匠、後ろのシトロエンのエンブレムに気づかなけれ
ば、ピカソであることに気づかれない。
これも一つの見識であり、ある種のミニバンの押し出しの良さとは違う、フレンチミ
ニバンはことさら目立つことを好まない。
前走車はミラーから、恐ろしげな獅子舞の頭が迫るような威圧を覚えることもない
のです。
振り返る人もことさら注目されることも皆無である。
これもC4ピカソを街の景色に溶け込ませている。
走る車を通りに立ち、望遠レンズで追うような男がいなければ気づかれることもない
のであります。

オーナーはVISIOスペースの中に納まり、街のビューを額の上まで楽しみながら走る。
新しい街の並木と揃い始めた家並みとショップを眺めながら静かな初冬の光を受け
てフレンチのエスプリと、少々個性ある操作系を操って走りすぎるのです。
街にとける車は、決して突出しないでいよう。これも街を演出する車の役割です。
気持ちのよい並木と家並みの中に、ことさら目立つ看板を立ててはいけないように
景色になじみながら、ゆっくりと見れば個性を見つけてそのエスプリを楽しむ。
新しい街に溶け込みはじめる小さな新しい店のように、ゆっくりとその楽しみと工夫
を見つけてゆく楽しみがあればよい。
C4ピカソは興味を持った方が訪れる小さな街のお店であればよい。
このブログインプレッション、次は浜松の中心街を目指します。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月18日
職人のDALUTI

C4ピカソを撮らせていただきに、染地台のDALUTI(ダルチ)に寄る。
美容院と呼ばずに名のみで「DALUTI」、これは斉藤オーナーとランドマーク・プラン
ニングのemuさんで創った名前である。造語なのだ。
職人のことを”アルチザン”、これはカットする腕と常に成長することを表し、Dをつけ
れば、DUCATI(イタリアのバイクメーカー)にも似る。
デザインであり、モーターのパワーであり、趣味であり、生き方を表す。
DALUTI(ダルチ)は10月に生まれ、DALUTIがさらに意味を生み出してゆく。
既存の業態に拘らず、新たにDALUTIが生み出されたのだ。

スリットにした明かりは窓から光を伸ばしてあらゆる空間を横切り、角度を変えてゆく。
建築の中にいて、光を感ずると、設計の意図が次第にわかってくる。
そしてその遊びを見つけた時に、しめた!と思う、それには時間がかかる。
設計者が盛り込んだものは、一年さまざまな気候と光の中で少しづつ理解されてゆく
のがよい。
明るいだけではなく、陰をつくり、それが動きまわる。光は建築の中で息をしているのだ。

「電話してきますよ」と言って外へ出たemuさんは果たしてピカソと共にいた。
建築を楽しむには解説はいらない、感ずるのみ、彼はさりげに一人にしたのだ。
今回はピカソのブログインプレッションである。こちらの光(写真)も撮らなくては。
さて、少し街を流していただきましょう。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月18日
DALUTI(ダルチ)

シトロエンC4ピカソで始めに訪れたのは、染地台のDALUTI(ダルチ)。
ランドマーク・プランニングの設計・施工で10月に竣工したばかりの美容院である
のだが、「美容院ではないのです」とドライバーのemuさんが言う。
斉藤オーナーが美容院、カットハウスなどの業態を表す名で呼ばないというこだわ
りがあり、「DALUTI」と名づけられた名前のみである。
つまりは10月にオープンしたDALUTIに伺ったということになる。
看板も30cm4方の名を彫ったもののみ、徹底して腕を見込んでリピートしていただ
くという店なのだ。
コンクリート打ち放しの外観にも配されているように、内部には木が多用される。
写真のエントランスから奥右がサロンであり、私がいる手前は待合室となる。

一段スキップフロアであがった待合室のコーナーウインドウから中庭を見る。
サロンはさらに一段下となる、囲まれた庭にラウンドテーブルと同じように植栽がはじ
まっている。
造園を得意とするランドマーク・プランニングならば、ここは”はじまっている”と書かね
ばならない、一度に植えないで増やしてゆく、一年を通じて楽しむならば庭をつくりな
さい、・・・まあこれは別のところのコピーなのだが・・・
この庭に置かれたベンチに腰をかけてみれば、一年一年と木が育ち、どう光を変えて
いくのかが楽しみになる。

予約より早めに着て、待合室でなく、この庭のベンチで読書をしたいというお客さまが
既に現れたんですよ
斉藤オーナーは言う。設計をしたemu氏にしてしてやったりの話である。
さらに庭のベンチはさまざまな景色を経験することとなる。
カットとスペースによるヒーリングが加われば、ここは気持ちのよい空間ではないか

時は晩秋であり初冬である。強烈な西日を受けてC4ピカソは待つ。
DALUTIは西面にはスリットとしての極めて細い明り取りのみを持つ。
DALUTIのVISIOスペースは、カットする椅子から見える庭であり、育つ木々である。
さらには季節である。
もう少しDALUTIの空間を楽しみながらここにいたい。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月17日
坂と丘の街へ

三方原の丘と坂を持つ浜松の郊外に新しい街が誕生しました。
浜松の南を走る国道1号から浜松西ICを通り、笠井を結ぶ浜松環状線が三方原
から降りるところに生まれた街を染地台と言います。
半田山をスタートすれば、すぐ北を通る道が環状線、坂を下りるだけで北へ続く染
地台に到着します。
今回初めて訪れましたが、もう既に多くの住宅が建ち、お店も次々と整備された坂
と丘の町が誕生しておりました。

今回のシトロエンC4ピカソで訪ねた一軒目は染地台に10月にOPENしたばかり
の「DALUTI(ダルチ)」
このブログインプレッションを企画したランドマーク・プランニングが設計施工をし、
家具、什器類までをプロデュースするお店です。
業態は美容院ながら、大きな看板はつけず、わずか30cm角のプレートのみ。これ
でお気づきでしょうか

(ランドマークプランニング)
ランドマーク・プランニングのオフィスとコンセプトを同じくする。この点で大いに共鳴
しあって斉藤オーナーのDALUTIは生まれました。
環状線から北へ向かうメイン道路沿いの左側、看板がありませんからうっかりすると
見過ごしてしまう。このコンクリート打ち放しの建物がDULUTIです。
次回はDALUTIとC4ピカソの話をしてみましょう。
DALUTIは神谷オーナーの造語、ダルチの意味も聞いてまいりました。
C4プラスの旅は人に会う旅でもある。さてDALUTIの中へおじゃましましょう。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月17日
C4ピカソの儀式

どのような車にも初めて乗る場合には儀式がある。
乗り込んでドアを閉めたら、まずは操作系を一通り確認する。走るという機能だけは
確認せねば発進もできない。
どのような車にもペダルは三つか二つ、これだけは同じなのだが、今回はシトロエン
である。どこにシトロエンを感じられるか、これが楽しみなのだ。
一通り見回し、ブレーキを踏み、まずはエンジンキーがごく普通に挿して回す方式で
安心しながらエンジンに火を入れる。
さて、さてと見回すもここで早くもつまづく。シフトレバーが見つからないのだ。
答えはステアリングの向こう側の上の細いレバーがそれである。
左からR・N・A・Mの順である。
右指でカクンとRに入れ(船着駐車をしていたから)、さて、さてと・・さらに混乱する
のは、ブレーキのリリースができない。
足元になし、シートの間にレバーもなし、こういう場合は人間工学に基づき左手をふら
ふらと動かし触れるところを探ってみるとよいのだが、いよいよ見つからない。
答えは中央にあるメーターの下にある赤い表示がついた小さなレバースイッチである。
まさか上にあるとは、シトロエンの洗礼をここで受ける。
知れば何気ない秘密を持つこと、これもフレンチの女性とつきあう秘訣であります。
さらに言えば、この車はMモードにすればマニュアル操作ができる。
そのシフトはハンドルの左右の裏にあるパドルで行う。
C2で経験しているがこの”回転をあわせるような”操作感は少々慣れを必要とする。
これも、フレンチ娘らしいところ、ううむと思いながらも「楽しいかも」などと苦労をしたが
るのも男の常である。
空調のメインコントロールはステアリングの右置くに見えているパネルで行う。
ここで全空調を調整できるほか、パッセンジャー側、後席左右にもそれぞれの個別コ
ントロールができる。これはなかなか歓迎すべきお招き心を持っているのである
乗り出すまでに説明が長い。
ただし、これは安全の為であることと、フレンチ娘の操縦の基本である。
丁寧かつ、的確にコツはお教えしなければならないのだ。
既にご存知のように、シトロエンの常、この車もステアリングの中央のパッド部分は回
転しない、シトロエン方式をとっている。
どんなにステアリング操作をしても、中央の左右に配された各種コントロールは同じ場
所にあるべきという主張がある。
さて、乗り出すことができる。
残念ながら今回は紙面が終わる。いつまでも駐車場にいては進まないのであります。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月16日
VISIOスペース

VISIOとは視野、視覚のことである。
辞書は時に面白い使い方を教える、視野、視覚に加えて”将来の見通し”の意味で
もある。これで行こうと思う。
今回はシトロエンC4ピカソ、シトロエンのミニバンの紹介であります。
ピカソの魅力はコックピットの開放感、これをVISIOスペースという。
見通しがよい空間とは、フロントウインドウの大きさであり、遥か彼方から額の上ま
で続く広大なるガラスエリアを持っている。
ミニバンとは6人から8人を3列シートで運ぶ車であり、じつに家族の為にある。
優れたエンジンを備え、快適装備を誇っていても広々とした空間を使うのは愛する家
族の為にある。
ドライバーは家族を安全に移動させるまさにドライバー、運転手であったりするのだ。
などと、机を叩きそうになりながら、じつに男は優しきものなのだ。大切な家族を喜ば
せるのはまた夫のつとめであると理解する。
ミニバンは売れる、美しく楽しい家庭ができあがる。これは喜ばしいことなのだ。

さて、VISIOスペース、この広大なる頭上ならぬ、額前の空間を構成するフロントウイ
ンドウに伸びるのは、かくなるデザインのミラーである。
この小ミラーの付け根までにスリットが入っていることに注目願いたい。
広すぎるウインドウは時にまぶしすぎることもある。
ならば、ここに上部からせり出す日除けが伸びる、そんなギミックが隠されている。

ピカソは右ハンドルである。ドライバー側の日除けをミラーステーに沿ってせり出させ
ればかくのようになる。パッセンジャー側はそのままとして可変スペースの差を見た。
VISIOスペースは前席の快適な視覚=将来の見通しの為にある。
後席で眠る家族を恨めしく思うことなかれ。ドライバーは額前まで広がるウインドウ
の視界を自由に広げ、狭める権限を持っているのだ。
シトロエンはミニバンに、ドライブの楽しみを盛り込んだ。
それは決して優れたエンジンなど競うのではなく、遠くの景色、近くの景色、そして
額の上まで広がる将来像をドライバーにプレゼントするものなのだ。
将来を憂うことなかれ、我が視界は自ら広げるものなのだ。
ピカソで新たな出会いに向かう。
まだこのブログインプレッションは始まったばかりなのだ。
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この企画はシトロエン浜松の協力により、ランドマーク・プランニングとイチローに
より実施したブログインプレッションです。
2007年11月16日
向こうのディーノ

「C4ピカソ」に乗りませんか?
ランドマーク・プランニングのemuさんの企画に呼んでいただいたブログインプレッ
ションの午後、半田山のオフィスにうかがった。
彼の信条「気持ちのよい空間」を創り出すスペースであります。
「傾斜地が楽しいですよ」とオフィスの向こう側も法面(のりめん=こちらの場合傾
斜した崖)には旧い曳馬野の自然を借景に生かしている。
発展した半田山にいて、手つかずの野を感じられる景色の中にいるのです。
そしてオフィスのベランダからスタッフ犬のディーノが顔を見せてくれた。
DINOである、DINOなのだ、わかる人にはわかるのです。
こちらにおじゃましてもう何年にもなる。さらにemu氏とはその前からも知り合いで
はあった。
HPについて熱く語り合ったり、ブログの活用の話をしたり、共通の”車”話題が発
展して「街の景色を変える小粋な車」について話もした。
車は街を表す文化の一つでもある。そこに見識あり、景色あり、人が育つ、乗る人
だけでなく、見る人のものでもある。そんな点で一致する。

ランドーマーク・プランニングには大きな看板がない。
住宅地の中に”在る”感覚でコンクリート打ち放しのオフィスがあり、小さなスクエア
のサインがあるのみ。これも一つの見識、この後で書く中にも、それが伝わる。
1Fはガレージであり、その向こうは秋の自然そのままである。
季節の光があり、陰があり、彩る車もある。
愛でる人がいて、ここから秋へシトロエンを乗り出すのです。
車は一つの見識であり、載る我々になにかを強いることもある、シトロエンならなお
さら、それがうれしくもある。
半田山、染地台、浜松都心と下町へ回ろうという。
普段の景色であるが、シトロエンが共であれば、街が違ってみえるはず。
そんな書き出しで、C4ピカソを語り始めることにいたします。
車は彼がシトロエン浜松からインプレの為に借り出したもの。
こういう計画に協力してくれる会社の見識にも感謝。
車をショールームで見せるだけではなく街で景色の中で伝えてみるのだ。
2007年11月15日
C4ピカソの街

浜松市染地台という新しい街をご存知だろうか
浜松西ICから環状線が三方原の坂を下りたところから北へ新しい街が生まれ
ている。
中央を貫く道路が南北に走り、北へ行けばまた傾斜があがる、大平台のようで
あり、さらに新しい広い街ができあがりつつあるのです。
今日の午後はランドマーク・プランニングのemuさんに誘われて久々のブログ
インプレッション(ショールームから車を借り出してあらゆる街の景色に置き、使
い勝手やその美しさを伝えるという考えによる)はシトロエンC4ピカソ。
C2、C3、C4、C5、C6と導入されたシトロエンに追加されたC4ピカソはいわ
ゆるシトロエンの作ったミニバンであります
半田山から一軒目の訪問は新しい街染地台の「DALUTI(ダルチ)」、業種でいえ
ば美容院ではあるのだが、看板は写真の小さなスクエアのみの「DALUTI」に到
着した。
重ねて、美容院ではなく「DALUTI」なのである。
ピカソの魅力は次回以降とするのだが、ミニバンとはいえシトロエンである。
以外なところにシフトレバー、さらに驚くところにパーキングブレーキのリリースレ
バーがあり、シトロエンはシトロエンなのだと認識させられる。

さらにお分かりいただけるだろうか、ドライバーの頭上までとは言わないが額の
上まで伸びるウインドウはVISIOスペースという。
ううむ、明るい、ううむううむと言いながら半田山から僅か北の坂を降りるだけで
到着してしまう。
全席シートの前に広がる広大なるスペースと、頭上に、ううむとううむとうなるだ
けである。
明日からここDALUTIの前に置いたC4を語る。
今回のブログインプレッションも、シトロエン浜松の協力により実現した。
C6、C2に次ぐ、3台目のシトロエンである。
ドライバーはemuさんこと田辺さん、ならば私は松任谷さん、いや小林さんか?
今回もカーグラのような布陣でお送りする。
しばらくお楽しみいただきたいと思います。
タグ :DULTI
2007年11月15日
C4ピカソの秋へ

「C4ピカソに乗りませんか」
魅力的なお誘いをしていただいたのはランドマーク・プランニングのemuさん。
ご縁は長くあるのだが、最近は車の誘いをいただく。
彼はランドマーク・プランニングのオーナーでもあり、ギャラリーラウンドテーブル
を持ち、気持ちのよい空間を創りあげる人であり友人であります。
共通の友人”はまQ”さんのとの企画、ブログインプレッション(車を乗り浜松近
隣の景色、人の中に置き、乗ってその魅力を検証する)では、スイフトスポーツ、
S2000などのインプレにもemuさんに協力いただいたことから、車好きのご縁
が深まり、今回のインプレとなる。
彼は愛車シトロエンC6を通じ、シトロエン浜松とのご縁があり、今回は今年発
売されたC4ピカソを借り出したというわけである。
メカや性能、文化として語れるemu氏は田辺さんと言う。
僕はむしろ、車をどう使おうかとインテリアと使い勝手を想像する。
二人そろえば、ブログ版カーグラとなりますか、なにしろお相手は田辺さん、こ
ちらの役は松任谷さんになるのだ。
さてC4ピカソはシトロエンのいわばミニバンである。
シトロエンはかつては未来的すぎて近づけないフレンチのエスプリを持っていた
のだが、今や使い勝手がよいラインナップをそろえる。
が、未だシトロエンである。
今日の午後は田辺さんとシトロエンC4に乗る。
数件、立ち寄ろうと計画する店もあり、こちらではピカソと人をテーマに僕が写真
を撮る。
二人とも車はガレージではなく置く場所で眺めるものなりと共通の思いがある。
決してショールームだけで車は見るべきではないのだ。
車は乗る人に旅や買い物を予測できるものであって欲しい。
ならば、こんなブログインプレもまた一つの実験であり、可能性の一つなのだ。
今回もシトロエン浜松の協力を得ている。
ありがたくこの機会を楽しみ、書き、撮り、伝える仕事をしてこようと思う。
世のシトロエンファンの皆様お楽しみに、シトロエンとはなんぞやと思う方はよろ
しくということで、そろそろカメラの準備である。



