変わり蕎麦
晴れていても梅雨の温気がムッとするような町から 水を打ったような気持ちの
よい店に入る。
「いらっしゃい」 元気なおいちゃん(店主)と、さんたんさん(奥さん)の声があい
ついでかかる。
磐田で仕事をしていたならば、昼は蕎麦でいきたい。
今日もなじみの蕎麦屋は、
三友庵さん
見付商店街の磐田学校の向かいあたり、街道の蕎麦を守る店がここに残る
今日の目当ては噂の変わりそば。 みかんきりそばをいただいた。
変わり蕎麦の楽しさ、磐田見付の三友庵さんでは、季節により、ゴマ蕎麦、茶蕎麦、
写真のみかんきり蕎麦、菜きり蕎麦などを出し、楽しんでもらっていると聞く。
変わり蕎麦は、眼で楽しむ楽しさ。
三友庵さんの薬味、ネギ、おろし、ゴマ、わさびをちょいちょいと蕎麦猪口に入れ、
みかんきり蕎麦を目で楽しみながら、ちょいとつゆをつけて、いただく。
お客を楽しもうと、みかんの皮を丁寧に干し、粉に挽いて蕎麦を打つ。
手打ち蕎麦屋ならではの楽しさ。
ごちそうさま 「いつもありがとうね!!」 背中をトンと押されるような元気な声
に送られる。
うれしい蕎麦屋なんだな、三友庵さん
おいちゃん、さんたんさん、また誰かを誘って来ますよ。
関連記事