カメラ百態

イチロー

2008年11月25日 06:54



昨日は美しい紅葉を見た。

紅葉のポイントではさまざまな人が訪れ、それぞれの楽しみを持ち、立ち
止まっては写真を撮っている。
本格的な”機材”を持ち込んで真剣に撮っている人、その横では携帯カメ
ラで簡単に撮る人がいる。

カップルは通りがかりの人にスナップをお願いしてカメラを渡す。

携帯も含めれば今や観光地を歩く人全員がカメラを持ち、写真を撮る。
その風を見ているのもとても楽しく、個性があって楽しいものであります。

大型のデジタルカメラを持つ人は撮っては確かめ、何枚も撮っている。
その楽しさはやはり本格的でこだわって撮るのも面白い。

簡単に撮る写真はもっと楽しくて、撮ってみてはうまく撮れないと言い訳
したり、目で見たほどには美しくない撮影画像を残念だと話している。

どんなカメラでも「目」でみたほどに美しく広く撮れるものはない。
目ほど明るくて広角で感動に直結するものはないのだ。

それでもカメラが楽しいのは、自分の視点で「切り取る」写真の楽しさな
のです。

少々無理な姿勢をして撮る人は、誰もが撮れない角度で写真を残す。
人がいかないところまで上ったり降りたりして撮る写真もしかりである。

写真はじつはカメラだけで撮るにあらず、足で撮るものである。

観光地での紅葉写真などは面白いのは、携帯も本格的機材を持つカメラ
マンまでが同じものを撮っているからです。

機材の差は足で稼ぐ、写真コンテストにでも出すのでなければ自分だけ
の視点を探すのが”らしさ”を現すのだろうと思うのです。

ポケットに小さなカメラ、昨日は携帯カメラだけにするものぐさもおりました。

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