ぶん屋の番猫

イチロー

2009年06月03日 18:01



「いらっしゃい」

浜松の下町山下町の小間物屋ぶん屋に参りますと、番猫のチョビ太さんが出
てまいります。

「まあお当てになって」
座布団を勧めるところなどはさすが商人の家で育ちました猫であります。

昨日まで主人夫婦が京都へ出張でありまして留守を預かっておりまして、聞
けば今日は主人から京の話を聞いていたと言う。
なかなかぶん屋さんはよい若猫を育てております。

チョビ太さんが言うには浜松には珍しい小間物屋の若い猫として修行中だと
言う。

アタシのような者はこんな若い衆が好きであります。
次にはよい鰹節でも心配しておこうなんて思ってしまいます。

ぶん屋さんの京ばなし面白く、今週ぶん屋さんを訪ねてようと言う方は時間
に余裕があるといいですな。

どうもおじゃまさんでした。

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