紺色こんいろ

イチロー

2010年10月07日 09:30



紺色のブレザーを着るのが冬のお出掛け着である。少し若くも見
え、誰にも似合い、失礼もなく金色のボタンが映えるのである。

二本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦しています。

紺色はネイビーブルーとも表される、ネイビーとは海軍でありアメ
リカの水兵さんたちである。

若き日に海へ行こうと友の親戚のある神奈川県の葉山へ向かうこと
にした。車は東京から一番近い実家のある友が親の車を借りてきた。

そして別の友が通う袋井の調理師学校の女の子を二人誘った。

葉山とて浜茶屋には焼きソバの匂いとコーラが似合う。パラソルを
借り、初めて会う女の子と話すうちに横須賀のネイビーたちがやっ
てきた。

ブラック&ホワイトの彼らの体は胸が薄い青年たちとは違い筋肉で
もりあがり、連れていった女の子はあえなく彼らに夢中になった。

「ヘイ!」と気のよさそうなネイビーがきてバドバイザーを投げて
よこした。

ネイビーと遊ぶ女の子のレンタル料のようなものである。

焼きソバの匂い、海の音、浜茶屋から「時間よとまれ」が流れる中
青年たち3人はバドワイザーを飲んでいた。

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