東雲色しののめいろ

イチロー

2011年01月23日 09:32



さまざまな色は変わりにけりな、と時系列で変わるものがあり
ます。

日本の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦してい
ます。

夜中に目をさまし、窓をあけて明けゆく時を待っている。

wikiは言います。

(東雲とは)「日本の古語で闇から光へと移行する夜明け前に
茜色にそまる空を意味する。

本来は夜半すぎから夜が明けるまでの間を「あかつき」(暁)、
「しののめ」(東雲)、「あけぼの」(曙)と細かく区分して
いた。

真っ黒な空がやがて青く澄んできて曙を見る。

年に一度、3時すぎから浜に集まり元旦の初日の出を迎える。
大晦日に浜に大きな穴を掘り、薪を運び、盛大に燃やして初
日を待つ。

暁に集まり、東雲の青を見てさあ、初日の出だと曙を見る。

色は体験の色であり、その色を共有して知るものでもある。
また来年、東雲を見てここに書いたことを思い出す。

頬を焼きながら一年のはじまりを共有するのである。

関連記事