クロムグリーン chrome green
クロムグリーンは青銅の色、秦の始皇帝の兵馬俑から出土した
剣にクロームがメッキされていたという。
世界の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦して
います。
青銅、この金属は中国はもちろん世界で利用されている金属で
日本からも出土する鏡や矛や楯にも用いられています。
土を慎重に掘り、発掘の現場から出土するものに惹かれ現場
で作業する若者たちも多いと聞いています。
じつは母校が創立100周年を迎える今年、同窓生が集う大同
窓会の委員として微力ながら活動のお手伝いをしておりますが、
卒業以来30数年経った母校に行き、さまざま聞くうちに、かつて
の部活動の多くがなくなっていると知る。
それでも伝統を今に繋ぐ部活動もあり、その中に「史学部」が
活躍していることを知る。
高校時代から「穴掘り」と呼ばれていたこの部は、国学院大学
の指導などを受けて母校近くの遺跡を発掘しています。
それが今も続くのは、その遺跡が30数年も継続して調べられて
いることとなる。
継続は力なり、我が母校の当時の史学部は、発掘で出土した
鏡の名を暗記することからはじめていた。
青銅器は数百年も埋もれてはおりましたが、学校の歴史100年
経っても史学部の伝統を続けさせた。
大きな功績のある青銅器の仕事なのです。
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