スマートな選択

イチロー

2008年02月24日 17:33



モノを書くのが好きならちゃんと仕事にしてみな・・・なんて言われているのは
スマートではない。
(メディアのみなさん、書き物仕事がある皆様仕事くださいね)

かつて英会話スクールに通っている頃、女性を評するならばいろんな賛辞は
あるけれど男はなんと言えばよいか、などという場面に出会った。

賢い、カッコいい、勇気があるなどという英単語が思い浮かぶけれど答えは
「snart」である。
smart=(身なりが)きちんとした, 洗練された; 流行の; 気のきいた、などの
意味を持つsmartは男性にとっての賛辞のうち、”気のきいた”ものだそうで、
それから多用することになった。

さて、お話は同じsmartでも車のsmart、ちょっと気のきいたシティコミューター
、街を走る姿を見れば、おっ!いいなと思うあの車の話であります。

この中古車を友人が近場乗りの為に購入したという、うらやましい限りであり
ます。

頭しかないマンボウのようなと酷評される人もいるというsmartは好き好きが
はっきりした車、マンボウではないよ、肝がおいしいカワハギなのさと、大いに
気になる人は必ずアレに乗る姿を想像するのです。

小さなエンジンに小さなボディの2シーターは街乗り、近場への移動にぴった
りであり、今流のエコそのものであります。

デビューした頃は、変わった車と思われていた車が、ガソリン急騰、エコな車
が”smart”だと思われるこの時代の選択肢としてまた脚光を浴びる。
すかさずメーカーは7年ぶりにモデルチェンジを行い、この時代をsmartに生き
る提案を行った。

まさに旬な小魚のようであり、健康的な心に響くのであります。

smartの良さは、かの友人も同じくこれが持つ一台のみの車ではないという
想像です。

今日は近場なのでという割り切りがあり、そこにエコな選択をしているという
アピールともなる、まさに時代の要求なのであります。

小さな車でトコトコと行く、その姿はトコトコエコエコに見える。

じつはsmart君、今まではアメリカ輸出がされていなかったそうなのだが、
ガソリン高騰に悩むアメリカにとうとう輸出されることになったそうだ。

エコエコアメユシュツ、呪いではないエコな魔術が世界を席捲するのは、まも
なくなのである。

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