暴れ馬

イチロー

2006年10月10日 00:10



フォードマスタングの復活ともいえる新型が発売されました。
今までも”マスタング”はあり、復活とは大げさながら、60’sのマスタングを少年
時代ながら知る者にとっては、これはまさに、復活なのであります。

前回も書いたように(書いたかな・・・ズボラで確認せず)、逆スラントのノーズと
リアコンビランプの雰囲気はそのまま、もちろんあの独特の奥目の精悍な顔つき
が”その気”にさせてくれるあの姿が復活したからだ。

アメリカで爆発的に売れているというのは、時代の子たちのシェアをしっかり計算
したから、私以外の中高年?層は、この手の車に憧れて育った世代なのだ。

いまや完全に車は日本とヨーロッパがデザインも、性能も主流をおさめる。
アメリカンなスタイルなど、過去の遺物でしかない

が、しかし、これにググッときて、試乗記をくまなく読んでしまうのはなぜだ。
少年時代に、見ているだけだった車が、今また、新車で手に入るというのだ。



憧れていた女性を思い出し、思い出をたどりながらも、考えてみればおない歳と
ならば、これは思い出として残すのが、得策。

ところが、あの女性が、さらに若々しくあの頃の雰囲気そのままで目の前に現れ
たらどうよ。

紳士諸君なら、ほおってはおくまい。

世の中の酸いも甘いもわかった歳、車にもうるさく、まだなお、ちょい悪などと言
われているおやじ諸君。

充分、横目して眺め、家でじっくりとカタログを広げ、さらに久しぶりに車雑誌など
読み漁ってみる価値はありそうですぞ。

つくりも、乗り味も洗練されてないと書いてあります。なるほどのアメ車。

ドロドロドロドロと流せるのは、子供たちではありません。

フォードマスタング、もう一度暴れ馬に乗るのは、カウボーイ?それともあなた?

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