小さい車好き

イチロー

2006年10月10日 11:38



パンダの時に感じたドキドキがまた起こる。

ワーゲンのベーシック、ポロに、クロスポロが発売された。
最近流行のちょいと車高を上げ、ルーフレールを備えるというちょいと、トレンドな
装備での新発売。

最近は日本車のトレンドが大きな需要を見込んで海外のメーカーまで巻き込み、
いかにも、日本で売れます的な提案が、こうしてクイックにされるのも選択肢が増
えて楽しい。

元来、小さい車好きで2リッターまでの車経験しかないから、小さなエンジンを回
して街中をクルクルと走るのが好きなんだ。

混雑する道路、日曜日のショッピングセンターの駐車場などでは、前が短く、車幅
も広くないことは重宝する。
第一、仕事でも2人以上の利用はないから、大きなセダンやワゴンはいらない。
趣味も、荷物を積むものもない。

ならばと、本腰を入れてメーカーサイトなどを覗き込んでしまうのだ。

ワーゲンにはゴルフより小さい、ポロがあり、ポロより小さいルポがあった。
ベーシック好きとしては、このルポが大いに気になる存在だったが、販売をやめた
らしい。

ならば、ポロ。中古車市場でも、奥様のチョイノリ、お買い物車として売れている
から、タマが多く、面白くはないけれどワーゲンらしい、カッチリ感がいい。

必要充分な車というのは、いさぎいい感じがする。
これでいいんだよという、オハナシができるのだ。

以前、同じく巨体の仲間と道を走っていると、到着した店に知人が現れた。
「窓いっぱいに大男が乗ってたからめだったよ」だって。

大男は小さいものを好む、昔々なら、”チッチとサリー”の伝、いかつくても案外
やさしいもんだ。

ブランド物を光らせて高級ソファを後ろに載せた巨大カー、ジーンズにTシャツ
みたいな、ベーシックカー。
自由業にはどちらの選択もできる。

小さい車、フェティッシュは、大いに悩むところなのだ。

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