雄姿を探して

イチロー

2011年01月16日 14:36



バンドやグループを作って練習を楽しみ、地域のイベントやラ
イブ会場に出ることはとても楽しいことです。

自らも20代の頃はさまざまに活動し、団体を作ってはさまざま
なイベントで楽しんでいた、「ひとり」に対し「バンド」の楽
しさは音が重ねる以上に心を浮き立ててくれるのです。

担当している「浜名湖フォークジャンボリー」の広報ブログは
開設以来8ヶ月が過ぎました。http://hfj2010.hamazo.tv/
たった2日ではありますが昨年の9月11日12日に開催された私た
ちのイベントではたくさんの記録がされています。
お願いした6人のオフィシャルカメラマンの記録は27GBにも
なり、紹介しつづけても公開しきれる数ではありません。

そして終了4ヶ月後、ひと組の出演者から写真のもとめがあり
ました。
出演したみなさんに全ての写真をお渡しすることもできません
が、公式ブログにアップした写真が欲しいからとお求めいただ
いたのです。

4人のメンバーは最終日の終盤、浜名湖に射す強い西日の中に
出演しました。
オフィシャルカメラマンはその強い陽射しの中に浮かびあがる
4人を記録に残そうとポジションをとるのです。

バンドやグループにただひとつだけ出来ないものがあります。
それは全員がステージに立てばその記録を撮るのは誰かに託さ
れます。
決して自らが望むような記録を残すことは簡単ではないのです。

記録写真とはカメラマンの努力で残されるものです。
一日続くフォークジャンボリーの全ての記録を残せるわけでは
ありませんが、自らが出演するならばとその姿を残そうと努力
するのです。

その写真の一枚がすばらしいものだと、求めてもらえるのは
カメラマンの努力の一枚だからです。
写真とはその場に立ち、構図を決めるカメラマンがいてこその
記録です。そしてそれを求められた時にカメラマンの仕事とそ
の努力が達成をむかえるのです。

そして広報としてもうれしく思う。

今年も9月に新しい仲間たち、そして仲間たちとの重ねる思い
出を作ります。

そのためにみんなで集まるところを維持してゆく。
そこにこんな素敵なことが生まれるから、とまることなどはな
いのです。

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