うずら9万羽、玉子毎日5万個を生産する元気なうずら飼育家”
浜名湖ファー
ム”の近藤さんが「こちらで楽しみましょう」
と案内してくれたのはスタッフの休憩所、そこにもうずらの玉子が”うずら高く”
積まれて待っていてくれました。
「さて取り出しましたるタコ焼き器」と近藤さんが暖めたタコ焼鉄板に手際よく
油をひいていきます。
うずらの卵を割るハサミって知っていますか?
これがうずらの玉子カッターハサミの”プッチ”、玉子の太いほうを丸の中に
入れてチョキンと切ると見事に玉子の殻が切れてしまうのです!。
※おいしい蕎麦をいただきに
磐田の三友庵に行くと、薬味と共に
うずらの殻
がきれいに切られたのが出てくる。不思議でならなかったのです。
これこれっ!これだったんですね。
近藤さんが手際よく”プッチ”してタコヤキ器にどんどん玉子を入れていきます。
目玉焼きがズラリとならんで豪華豪華!玉子好きにはたまらない光景ですよね!
これを爪楊枝でタコヤキのように周りをクルクルッとこそげれば出来上がり!
「どんどん食べてくださいよ~」とうれしい言葉に、夢中で10個ほどいただいてし
まいました。
近藤さんが安価ながらなかなかたくさん食べていただけないうずらの玉子に親し
んでいただきたいと編み出した”うずらの玉子焼き”
パーティの時にもとても好評で、見学に訪れる中学生などに振舞うと焼くのが追
いつかないほどの人気があるそうです。
それを見ていた
バンダナさん、一個づつ焼いたものを2個重ねて焼き、見事タコ
ヤキのような料理も完成させておりました。
ほとんどが加工業者さんによって水煮に加工されてしまうという”うずらの玉子”
エサからこだわり消毒の必要がない近藤さんの玉子は生鮮野菜であれば”有機”
に近い玉子です。
小さくて面倒だから消費が伸び悩むうずらですが、ビタミンB2が鶏卵より多く、安
全で美味しい近藤うずらをもっと広げる方法はないでしょうか?
うずらには”有機”という言い方がないそうです。そんな話をしていると、天竜から
世界を目指すお米屋さんのコメミツさんが、よいアイデアを出した。
「この玉子は元気玉子ですよ!!」
小さな目玉焼きをモグモグしながら全員が「そうだそうだ!」とうなずく。
お読みの方のアイデアやアドバイスもいただいて、「元気うずらの元気玉子」を広めて
みたいと思います。
いただいた玉子を、帰りに”
Cafe terrace 1丁目”の元気な笑顔のyohさんに少しお
分けしてきました。
そこで、あの
大村屋酒店の奥様ゆみっちさん、
松さんに偶然お会いしました。
みなさんにも”うずら”もらっていただけました。うれしい出会いでした。
「あっ!そうだ」と近藤さんが手を打ち、うずらってクエール(quail)って言うんです」
もちろん、
美味しくクエール。
集まった近藤うずら応援隊はモグモグしながらクエール!と叫んだのでありました。