風船がつなぐ子たち

イチロー

2007年10月04日 11:02



「突然失礼いたします」

インターネットを楽しんでいると時々そんなメールの便りが届く。
心ときめく出会いが始まったりする瞬間です。

メールをいただいたのは母校である積志小学校の先生から、あなたのブログを
読んでいますよといううれしいお便りでした。

じつは積志小学校の6年生は「明日をつかめ」という授業を毎年行っていて、子
供たちが将来つきたい職業や仕事とはどんなことなのかを考える機会にしている
と言うのです。

毎年校外からゲストティーチャーを呼んで、子供たちが考えてきたインタビューの
形式で「明日をつかむ」授業をするということでした。

「卒業生のあなたにも是非」などとお誘いいただきました。

二年生の時に転入した積志小学校は僕の基礎を作ってくれた学校です。

当時もすばらしい先生がたがいらっしゃり、文集に作文をのせてくれたり、絵をほ
めていただき展覧会に出展してくださったりと、今の仕事につながる自信を持った
のも小学校での体験からでした。

積志小学校には、福井県武生(たけふ)に姉妹校があります。
昔々武生の小学校が風船につけた手紙を拾った積志の子が拾ってはじまった交
流が今も続いているといいます。

積志で学んだことはこんな交流の心も加わっているのです。

今日はティーチャーはいたしませんが、僕の自慢のの仲間たちをご紹介しました。

そして偶然にも僕の二つ年上の先輩でもあった先生とのご縁を大切に訪問をする
ことになりました。

「あの校舎は壊されてしまうから、今来れば見ることができますよ」

先生にして先輩は言いました。これはご縁でありチャンスです。

僕がつゆ草が好きなのは実験で摘んできなさいと言われて探したことから。

小学校の思い出は校歌とともに多く積み重なって覚えています。

「明日をつかめ」は子供たちが将来の職業を考えてみる時間です。

志は小学校の頃にあり、そんな素敵な授業になりますよう期待しています。

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