文化屋のカロリー

イチロー

2008年08月12日 15:49



東京時代、などと言ってももはや30年ほども前、週に一日、駿河台から
九段下に続く学生街、古書店街、楽器街に通っていた。

仕事に関わる専門学校に通っていたのです。

大学に行かなかったボケナス頭でも、おぼろげにキャンパスライフに憧れ
て当時御茶ノ水駿河台の明治大学に潜り込んで友人と共に講義を受け
たりしていた。

あの街には学生があふれていたのです。
ほぼ学生相手といってよい食堂や喫茶店が並ぶ中で、いつも腹へらし
の僕は”カロリー”という店に通っていた。

学生、それも体育会系の子たちが存分に食べられる盛り方をしてくれ
る洋食屋さんだったのです。

さきほど”SEAESな二人”に書いたのは浜松篠ケ瀬の”文化屋”さん。
浜松で31年という老舗の喫茶店に行ってきました。

ランチにお願いしたのはツナスパのトースト乗せの”大盛り”、久々にカ
ロリーを思出ださせてくれた盛り付けでした。

あの頃のように喫茶店に集い、ビジョンや将来を語り合うには、大盛り
のパワーと、おいしいコーヒーがいるのです。

「すみませーん、お代わり」と相棒のもとおさんが言う。

一杯のコーヒーでは語りつくせない思いがある。
湧き上がってきた構想もある。

あるクライアントの話をしていた、展開を考えるうちに大きな展開ががき
そうだと手を叩いた。

二人とも、喉がかわくほど話し込んでしまったのだ。

もう少し煮詰めるにはうまいコーヒーがいるのである。

-Ichiro-on Business------------------------
SEAESな二人もよろしくお願いします
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