キシメンと女好き
小腹がすいた時には立ち食い蕎麦に限る、立ち寄るのはいつもの姫そばです。
蕎麦を食いに行きながらいつもキシメンになるのはなぜか、何故だかいつも野菜天
の乗ったキシメンに生玉子になってしまう。
これに葱をうんとこさ乗せ、七味をパパッとかけていただきます。
姫そばの話題となれば、置いてあるビッグコミックオリジナル立ち読み話です。
今日はその中でも「浮浪雲(はぐれぐも」でドキッとしました。
雲は町を歩きながら女性と見れば声をかける男、それが少しもいやらしくなく、軽く
からかう如く声をかけてゆく。
「あちきと遊ばない?」なんて言いますから男たちにとっては、その脳天気さがうら
やましく、女性たちにとってはちょっとうれしくもあるようで、この辺の気持ちは男に
はわかりません。
ま、女も惚れるが男も惚れるのが雲さんの持つ力であります。
今回は息子の通う寺子屋の先生が主人公で、もらった奥さんとの関係を主題にし
ていますが、先生は雲に「あなたは女好きではない」と言われます。
さて、考え込んでしまった先生とキシメン男、女好きでない男がいるか
雲さんは言う、「女好きじゃなくてセックス好きなんだよ」
うーむ、またまた先生とキシメン男は考える。
これに関してはコメントができない。
好きか嫌いか、それはなにか、ズルズルッとキシメンを食べ進み、ははーんと
思い当たる。
怖いものがある、好きより怖さ、触らぬ神に祟りなし、とても軽口な男ではないと
断言しておきましょう。
漫画の欄外で、この漫画を描くジョージ秋山先生が言います。
「女(妻)をたらすなら、心までたらすべし」、なるほどのお言葉でした。
キシメンは生玉子入りに限ります。
はい、ごちそうさん、時にあなたは「女好き?」
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