同世代の”
ふつつかもの”さんの合意をいただいたところで、ぐっと力んで
車話を書く。
お題は女性を車になぞらえる・・・難しいお仕事?です。
構想を膨らめている間に、プレ版としてこれを書いてみるのです。
さて、極私的乗り物大全の第1回は、サニー。
日産にあの濃いお顔のフランス人ゴーンおじさんが来て、サニー、グロリア
、セドリックなどの歴史的名車の”名前”を廃盤にしちゃったから
”サニー”という車も既に伝説のものになってしまったのであります。
先ごろカローラ40周年とかでカローラがなぜに売れたか?などという考察
を車雑誌のみならず、新聞までが扱う。
カローラがデビューしたのは、当て馬のサニーが日産にあったから、ここに
注目していただきたいのであります。
カローラデビューの前に日産が発売したのはサニー1000という車でありま
して、端正な小さなセダンの美しさは当時小学生だった僕にもわかる。
なにせ、車が家にある家はなかなかのお大尽だった頃、小学校の担任の先
生がサニーに乗っていたからでもあります。
サニーに次いで発売されたのが、サニークーペ、この”クーペ”という言葉が
新しく。
ファストバック(屋根の後ろが車の後端まで斜めにスラントする形状)のサニ
ークーペは一世風靡したのでありました。
カッコよかったですねえ。
世は高度経済成長時代、車がドシドシと売れてくる時代だったのであります。
小学生までが、車に興味を持ったということは、世の流れが”車”だったから、
小学校からの帰り道、国道を通っては「おっ!サニークーペだ!」「カローラ
スプリンターだ!」「マツダコスモ!」「ムスタングだあ!」
なんて小学生が騒いでいたのであります。
今も覚えている小学校の修学旅行は名古屋、名古屋港や、小牧空港を見学
した後、トヨタ自動車に行ったのです。
この時に、あのトヨタ2000GTを目の当たりにする。
三つ子の魂百までも・・・車好きな人生は、高度経済成長時代にあった!
というところで初回を終えたいと思います。
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