親子だもん丼

イチロー

2009年10月13日 21:57



ミシュラングルメガイドの話を書き終えた息子は腹が減って家へと急ぐ。

楽しみな夕食は親子丼、タマゴと玉ねぎの甘さをスルリと飯碗に乗せても
らう。
そんな時息子はひと口食べて言うのだ。

「うめぇなあ母ちゃん」

これは千昌夫の声色である。

歳老いた母は息子の好きなものを知り、顔を見て温め、また料理して「ほらっ」
と置いてくれる。

うれしくて声色を使い。
「うめぇなあ母ちゃん」と言い、あとはムシャムシャと夢中になって食べる、
「誰もとらないよ」なんて微笑む母の前で食べるのです。

ミシュランなど「どれほどのものぞ」と親子のどんぶりを食べるのです。

昔の人だから山に盛って出す母にダイエットなどと話せは心配するのです。

親子丼を食べながら鑑定団を見る親子が次は何を見ましょうと秋の夜長を
過ごしています。

ごちそうさまでした。

タマゴは幸せですよ、母さん。

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