東京下町あたり
おくればせながら、googleEARTHをダウンロードしてみた。
Google Earth は衛星写真、航空写真、地図、および Google 検索を組み
合わせて、世界中の地理空間情報をパソコンで見ることができるソフトウェア
さっそく
ダウンロードしてみた。
小市民としては、どこを見るかと言えば、地域と懐かしい場所。
残念ながら浜松は詳細なところまで鮮明に掲載されておらず、それではと
東京修行時代におりました。墨田区向島あたりを見てみる。
18歳から5年からこの町に住み、下町の若い衆として暮らしました。
勤めた店のオヤジさんは、町内の顔役であり、粋人。
東八拳の家元をし、神輿の会をつくり、仕事よりも町内の世話をするという
お人、庭にお稲荷さんの社をつくり、四季おりおりの行事はかかさない。
下町だからもう30年も前なのに家並みも通りも変わっていないんだ。
なんだか懐かしくて、あの店、この店の場所を探す。
同じ歳に丁稚奉公にきた、ラーメン屋の出前、すし屋の若い衆、風邪をひ
くと黙って卵酒を出してくれたメシ屋のおかあさん。
かわいい娘がいる建具屋のおやじさん、寿司をおごってくれる米屋のおや
じさん、建築会社の飯場、毎日通った銭湯までがそこにはある。
この写真の左には墨田公園、川向こうが浅草になる。
下町の若い衆は、ここで暮らした。
そんな町をこうして見ることができる。
便利な世の中になったものです。
もう一度会いたいな。「おかみさーーーん!」
関連記事