オレンジな男
子供の頃からカラスのように光るものが好きで、色はオレンジが好き。
一昨日携帯を壊してしまい、買い替えに行きオレンジ色のを選んだ。
ビタミンカラーのつもりであり、今はがんばる時なのだと少々暗示をかけている。
黒の時代からオレンジに変わるのだ。
夏の間に茂りに茂った畑の草の葉の下にオレンジが顔を覗かせていた。
忘れられたホオズキが乾ききってそこにある。
フレッシュな緑に調和した鮮やかな太陽が、枯れ色のグラデーションになり密か
にそこに住んでいた。
小学校の頃から広報好きで壁新聞の係になった。
学級委員長にはなれずに書記になり、ガリガリとガリ版の原稿を書いたりしなが
ら、各学級対抗で作る壁新聞に熱を入れた。
大きくて真っ白な模造紙にマジックインキを用意して、まずは周りに線を書く。
オレンジを手にとり、太く囲む。
「いつもオレンジだなあ」と先生が指摘した。
「まあ元気な証拠だな」と笑った。
シックな大人になるのさとモノクロを選びその気になっても、オレンジに惹かれる。
ネックストラップにオレンジの携帯をぶらさげて、ちょっと気持ちが変わった。
オレンジにも濃淡があり、茶色があり、ワイン色となる(ここは大黒屋さんの教え)
真っ白な模造紙がその先にある。
さて、今日もオレンジの力でいきましょう。
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