不真面目なDNA
かつて読んだ本か書評かは思い出せない。確か”不真面目なDNA”だったような
気がするのだが、見つからない。
生物が次世代に自分のコピーを送る手段として”遺伝”を司る”DNA”があることは
知られています。
この本(書評)ではじつはDNAによって遺伝がなされるだけでなく”DNA”が生物を
動かすというものでありました。
つまりは、DNAこそが意思そのものであり、生物はその”乗り物”にすぎない。
DNAが生存を続けようという意思が世界の全てを決めているというものでした。
こう考えると、とても”合点”がいったりするのは”勝手人間”たる虎くん。
本では恋愛も戦争も全て”DNA”の意思だと言う。
つまりは恋愛はDNAがそこに乗り移りたくて起こすもの。これをわがままに
解釈すれば、好きっ!と思う気持ちはDNAの意思であり、乗り物である我々の
意思ではない
こんな本(書評)だったのです。(誰かなんという本だったのか教えてね)
浮気男が素敵な女性に一目ぼれ、なんとかしようとアプローチ、これなども
DNAが男をそう仕向けているだけ。
なんて都合がいい^^ この理論、うんうんと聞いた若い虎くんなのでありました。
※ただし、我がDNAは行動力が伴わない
素敵な女性に会う、うむ!と思う時に、DNAさんが次世代の乗り物として彼女
を選んだのだよ、という勝手な理論。
とても楽しく読んだ思い出があるのです。
さて、虎くんのDNA、最近はそういうことも考えなくなりました。
とても紳士かつ、おだやか(嘘じゃないよぉ)
ということは・・・・・
産卵のために遡上するシャケやサクラマス、メスの産卵を待ち、受精させた後は
”ホッチャレ”として川の栄養になっていく。
ああ・・・春だというのに、ホッチャレ虎くんは、川の中で分解していくのでしょうか
はー ほっちゃれほっちゃれ!
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