小さい春みつけた

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小さい春みつけた

秋よりも見つけやすいのが春、誰でも春の喜びを見つけることができます。

けれども春は秋のような大きな色の変化ではなく、足元の地面を割りながら
ちっくらもっくらと目を覚ますのです。

つくしも大人より早く子供が見つけるのは、地面に顔を近づけて探すから、
春はとても小さな芽生えを見つけることなのです。

春は大人に「やってごらんなさい」と地面に近いところで呼びかけます。
カメラを持ってしゃがみこんでも届かない花を撮ってみなさいと言うのです。

野原に寝転べば、きっともっと小さな春が見えてくるのに違いありません。
ズボンもシャツも春の喜びの為には汚したってかまわないのです。

小さな小さなものに目を配ることができれば、もっと春の中に行けるのです。

何日もそんなことを考えながら野原に立ちました。

今日は思い切って寝転んでみました。

小さい春を見つけることができました。


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この記事へのコメント
コメントしたいます。
小さなものに目を向けて思いやり励ます。
小さな花も、友人も同じですね。
Posted by 大黒屋 at 2008年03月13日 10:34
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
花はいいですね。優しい心を取り戻してとりくめます。
Posted by イチロー at 2008年03月13日 11:26
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    コメント(2)