珠を乗せて

カテゴリー │僕のジュエリー

珠を乗せて

和というもの、意識しなくとも暮らしの中に生きておりまして、折に触れて和の
良さを見直すことがあります。

地元のお祭りがあれば和裁で仕立てた法被、半纏を着る。
これは直線でできた布を縫い合わせるものでありまして、普段着ております
洋服、パンツ類のように立体に仕立ててはおりません。

羽織るようにサラリと着まして、これまた直線の帯をキリリと締めますと、スッと
決まるのであります。

こればかりは、洋服のように着崩すこともないのは、気持ちまで直線にサラリと
した気持ちで臨むからで、これが和の心であります。

仲間のぶん屋に参りますと小さな箪笥がございまして、抽斗には和小物を揃え
てあります。

畳の上にコロリと置いて眺めるのもよいものですが、ぶん屋さん祭り半纏や古布
の上に置いてくれる。

蜻蛉玉や簪などを選ぶ時には布の上に置くと変化を楽しむことができるのです。

袋物につけたり、今では携帯電話につけたりと和の珠の楽しみどころは工夫次
第でありますが、玉、珠とは美しいものの象徴、宝物の意味を持ちます。

衣装に合わせて選ぶことで、思わぬ祭りのお洒落ポイントとなる”上玉”を手にで
きることにもなる。

玉は誰にも似合うものではなく、選ぶ人に似合うものとして用いるものなのです。

ぶん屋さんの扱う蜻蛉玉は”ぶん屋好み”の品をつくらせて揃えております。

ひとつ、祭りで忙しくなる前にお出かけいただきまして、「みせてくんな」とコーデ
ィネイトを楽しんでいただきたいものであります。

コーディネイトとは、祭り法被、半纏とでもありますが、選ぶあなたとの相性が一番、
次には一緒に持つ方とのコーディネイトもありますね。

私は差し上げる人のイメージを描きつつ、プレゼントに使っております。

是非お出かけを


同じカテゴリー(僕のジュエリー)の記事
幸せの瞬間撮り
幸せの瞬間撮り(2009-06-29 11:28)

光と散歩する
光と散歩する(2009-06-04 07:08)

ガラスブロックの子
ガラスブロックの子(2009-05-15 09:24)

お菓子オンエアー
お菓子オンエアー(2009-02-26 10:03)

男のモチモノ
男のモチモノ(2008-10-06 20:23)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
珠を乗せて
    コメント(0)