花は行く

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花は行く

18日から始まった春の小さな嵐が、雨の朝に終わる。

お客様にも仲間にも迷惑をかけながら心震わせて1週間を過ごした。
人生の中の一週間など短いものさと思いながらも、ひとつのことに集中し
心動くままに精一杯やったから、それでいい。

久々にデスクに座り、まわりにアチコチにむき、乱雑になったものたちを
そろえて積みなおす。

心にも整理整頓が必要です。

器用でない男は、ひとつに集中すれば他を見る余裕を持たない。
娘にも言う。「そういう性格なんだよ 同じだね」

人生は出会いで作られてゆく、だから自分の思いだけでは想像もできない
未来もある。
大人になることは、ひとりを自覚することである。

ひとりであるから、仲間や家族を持っていることががうれしいと感ずる。

雨の駅で小さな旅立ちがありました。
これが数日になるのか、それとも一生になるのかはわからない。

震えるほど話をし、心をゆさぶった小さな嵐が去る。

春の心で応援し、春の心で待つ、心をおちつけていく。


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この記事へのコメント
コメントいたします。
親元では甘え。
旅立てば、一人の女性として逞しく生きていきますよ。
子供が一皮向ける時は、駄々をこね、わがままを言い尽くさないと親離れは出来ないものです。

嵐の後は、必ず晴れ間がやってくる。

ご苦労様でした。
Posted by 大黒屋 at 2008年03月24日 09:49
お嬢さん、また離れて行ってしまったのですね。でもお父様の心は通じているはずですよね。
イチローさんのお嬢さんへの気持ちを読んでいると、私の父も同じような思いをしていたのだろうなと想像してしまいます。
Posted by かずとみーのママ at 2008年03月25日 08:42
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
大きく揺れる心を経験しました。今までに経験のないことでした。これが成長だと知りました。
Posted by イチロー at 2008年03月26日 09:15
かずとみーのママさん、おはようございます。
きっとお父様も同じです。
これで本当の親になれた感じがします。娘の明るい声の電話がうれしい、父はそんな気持ちです。
Posted by イチロー at 2008年03月26日 09:16
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