白エリ草の橋

カテゴリー │花ばなしい

白エリ草の橋

トントントンと水の上にかかった橋を行けば、ピピンと小さな魚が弾けていきます。

小さな命たちはとても臆病で、岸辺の草の影に隠れては泳いでいます。

今年も昨年見つけた白エリ草の花が咲き始めました。
本当はね、違う名前を持っているのですが、清潔な白いエリのように感じて、そ
んな名前をつけているのです。

通れば覗きたくなるのが初夏の水辺です。
昔ならば、この橋の下には大きなザリガニ、小さなザリガニがきっとはりついて
いて、ハサミを持ち上げていたことでしょうね。

それでも浅い水が流れ溜まるところには、小さな生き物がたくさん住んでいます。

水草の深い森には今年一番の蛙が鳴いています。

田に水が入れば一斉に鳴きだし、車の窓をあけて涼しい風を入れながら蛙の合
唱の中を走る季節も、もう間もなくとなりました。

虫も水の生き物も同じ網でとっていたあの頃と同じ夏に向かってゆくのです。


同じカテゴリー(花ばなしい)の記事
紫陽花ひとり
紫陽花ひとり(2011-03-15 16:20)

ふきのとうの事情
ふきのとうの事情(2011-02-17 11:18)


 
この記事へのコメント
おはようございます!! 
舘山寺の 肉ラーメンでも行きますか!!
また時間あったら 会社に
遊びにきてください
Posted by 菜乃屋の哲ちゃん at 2008年04月19日 08:08
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
白エリ草の橋
    コメント(1)