2006年07月14日19:46
田んぼのー 水路にー ひと粒のー たにしがー
住んでいたそうじゃー
たにしを見ると、母は小さい頃に、たくさん拾って、ネギと 酢味噌に和えて
ヌタにした話をするのです。
針で一粒づつ たにしの実を出したそうです
母は小さい頃におかあさんをなくして、タニシのヌタは思い出の料理なのです。
一度だけ 近所の人が、むいたタニシを分けてくれたことがありました
母は喜んで子供だった僕にたべさせてくれました。
タニシは今も水路の水に住んでいます。
たくさん拾って母のあの笑顔をみたいような気がします。
一番暑い日、田んぼの横の水路を覗きこんでいる虎がおりました。
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カテゴリー │デキゴト路地
田んぼのー 水路にー ひと粒のー たにしがー
住んでいたそうじゃー
たにしを見ると、母は小さい頃に、たくさん拾って、ネギと 酢味噌に和えて
ヌタにした話をするのです。
針で一粒づつ たにしの実を出したそうです
母は小さい頃におかあさんをなくして、タニシのヌタは思い出の料理なのです。
一度だけ 近所の人が、むいたタニシを分けてくれたことがありました
母は喜んで子供だった僕にたべさせてくれました。
タニシは今も水路の水に住んでいます。
たくさん拾って母のあの笑顔をみたいような気がします。
一番暑い日、田んぼの横の水路を覗きこんでいる虎がおりました。