潮が千く時

カテゴリー │デキゴト路地

潮が千く時

昨日の浜名湖、遠浅の浜名湖ならではの潮が千き、多くの潮干狩りの人が湖に
遊びます。

こちらは雄踏の干潟、久しぶりの日差しに、腰まで浸かって貝を掘る人たち。

小さな頃は、父と母に連れられて、弁天によく行きました。

小さな弟や妹は置いて半ズボンの濡れるところまで入って貝を掘る、手では届か
なくなると、足で砂をかき、さぐる。

ときどき、そんな足が蟹をふみつけて、驚く、その足を動かせないで モゾモゾす
る足の下の蟹をつかまえようと懸命になる。

小さな弟妹は、石をひっくり返して、小さな蟹をつかまえたり、巻貝に入ったヤドカリ
で遊ぶ。

一日遊べば、下ばかり向いて遊んだから、首や肩が真っ黒に焼けて、お風呂で
イタイイタイと大騒ぎをする。

一日砂をかいた爪には砂がつまり、お風呂でよく洗えと言われる。

バケツに入れて、砂をはかせているアサリが、ピュッと水管から水をはき、バケツの
下に敷いた新聞紙が濡れています。

明日の朝は、たっぷりの貝汁が食べられる。

そんな子供の頃がありました。


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この記事へのコメント
まるっきりおんなじだぁー♪です。
船で裏弁天にいき、夕日とともに
家路につく。
潮風にあたった肌はいつまでも
ひりひり・・・
朝は潮を噴出した「あさり汁」
とてものんびりした豊かな生活。

拾った貝殻で姉たちと遊ぶ。
そんな思い出がふっと・・・。
まるっきりおんなじ情景ですよっ。
Posted by NAO at 2006年07月23日 19:21
NAOさん こんにちは、この地域はみんな同じ思い出がある。
道路の開通で、ますます近くなった浜名湖、今の子供たちも同じ思い出
を持って育つんですね。
Posted by イチロー at 2006年07月24日 11:58
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    コメント(2)