2008年07月06日12:13
ムッと草いきれがするのは、刈ったばかりの芝の上にいるから。
ベンチに座り、足を投げ出して裸足の足裏で芝の暖かさを感じています。
雲がかかる度にひやりと風を感じるのは、海開きをしたばかりの海はまだ
夏の始まりにいるからです。
水路からは常に風が吹いてきて、日ざしと力比べをしているのです。
向かいには浜名湖EXVと隣接するゴルフコースのある島が見えています。
何本かの高いパームツリーとレストラン棟の建物が眩しい蔭を作っている。
そんな時に、先日帰ってきた末息子に持たせてしまったサングラスをちょっ
とだけ惜しく思うのです。
蔭になった対岸を「ホテルカリフォルニア」みたいだねと誰かが言う。
刈り込んだばかりの芝にはさまざまな小鳥が遊びにきます。
裸足で歩く芝の上を同じように、ツイッと歩き回り、飽きれば飛んでいって
しまう。
ビールはもう一缶、開けた缶を口に当てたまま目をつぶり、瞼に透かす
真っ赤な太陽を浴びている。
うつらうつらとしてきました。
夏のはじまりの風が吹いています。
夏の翳り≫
カテゴリー │デキゴト路地
ムッと草いきれがするのは、刈ったばかりの芝の上にいるから。
ベンチに座り、足を投げ出して裸足の足裏で芝の暖かさを感じています。
雲がかかる度にひやりと風を感じるのは、海開きをしたばかりの海はまだ
夏の始まりにいるからです。
水路からは常に風が吹いてきて、日ざしと力比べをしているのです。
向かいには浜名湖EXVと隣接するゴルフコースのある島が見えています。
何本かの高いパームツリーとレストラン棟の建物が眩しい蔭を作っている。
そんな時に、先日帰ってきた末息子に持たせてしまったサングラスをちょっ
とだけ惜しく思うのです。
蔭になった対岸を「ホテルカリフォルニア」みたいだねと誰かが言う。
刈り込んだばかりの芝にはさまざまな小鳥が遊びにきます。
裸足で歩く芝の上を同じように、ツイッと歩き回り、飽きれば飛んでいって
しまう。
ビールはもう一缶、開けた缶を口に当てたまま目をつぶり、瞼に透かす
真っ赤な太陽を浴びている。
うつらうつらとしてきました。
夏のはじまりの風が吹いています。