柿食えば

カテゴリー │デキゴト路地



三島にある叔父の家は母の実家で柿の木があります。
団地暮らしだった子供の頃には秋になると叔父の家へ行き、僕が一歳の時に
亡くなった祖父の柿をもがせてもらったものでした。
もいだ柿をナップサックに詰めて担いで帰ったものだよと叔父と思い出話を
するのです。

山と積んだ柿を毎日指で押しては少し軟らかめになるのを待ち、当たりの
甘い柿を選ぶのが好きでした。

今年はグレープフルーツスプーンがマイブーム、皮を残してきれいに食べて
しまいます。

柿食えば祖父の恩を感じる秋の宵。
男の子が産まれたと祖父は乳母車から祝い着まで持ってきてくれたのだそう
です。

お父さん恋しいお母さん恋しいと話す母と柿を食べています。


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この記事へのコメント
 こんばんは。

 うちの庭には次郎柿が50本ぐらいあります。(田舎なので面積だけは広い)
 樹が古いほど柿は美味しいのですが、樹齢百年程度になるのでしょうか、あまり実が生らなくなってきました。今後どうするか、思案中であります。
Posted by ちゆき at 2009年10月30日 03:01
ちゆきさん、おはようございます。
広いですね。柿畑のようですね。柿が生る家に
憧れます。
Posted by イチローイチロー at 2009年10月30日 09:46
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    コメント(2)