寒さの画期

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「ボクのテレビは寒さで画期的な色になり」
井上陽水の「氷の世界」では寒さをこう伝える。

車に乗っていれば寒さは窓の外の色だけで知ることとなる。町も画期的な色
となってくる。

子供の頃ならば冬でも半ズボン、寒さで白く渇いてしまった腿をゴシゴシと
擦ったり、我慢が出来なくなれば休み時間におしくら饅頭をしてしのいだ
冬はどこに行ったのでしょう。

いちど二月の深夜に飛騨路を旅したことがありました。
街道の温度表示計はぐんぐんと下がり零下を越えて落ちてゆく。
経験したことのない低温の中でハイになり、画期的に元気になった。

冬将軍とはどうやら全てを画期的にする人のようですぞ。

エンジンを停めたら死ぬね。死んではいけないからと心配でコンビニの前
に車を停めてヒーターを一杯にかけ、朝まで冬将軍に抱かれていたことを
思いだしました。

冬の画期的はすぐそこまで来ています。


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