仕込み水の炭酸井戸

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仕込み水の炭酸井戸

先日平野硝子の平野さんと、クリスマスシーズンに飾るエッチングカラー
ガラスブロックを持って浜松酒造天神蔵を訪問しました。

事務所の向かいにある天神蔵は中村家が守る蔵元です。

赤い暖簾の右側に明治8年建造の蔵を改造して食事処とギャラリーとな
った明治蔵、左に仕込みと大吟醸を造る平成蔵、左奥に銘柄の出世城
などがつくられる昭和蔵が並んでいます。

寒造り新酒を仕込む今頃は早朝に平成蔵からもうもうと白い湯気があが
ります。酒づくり始まるを知ることができます。

暖簾の門をくぐると左にかつて仕込み水を汲んだ井戸があります。
今でも井戸は炭酸の細かい泡を立てて湧いています。

酒蔵は豊富な水を使いますが、天神蔵の井戸は天竜川の伏流水を使い
今も造られています。

クリスマスブロックを井戸の石の上に置いてみました。

厚みのあるガラスブロックは光を透過するゆらぎを楽しみます。
井戸の古い石、溢れる井戸の水、ガラスブロックの光りがゆらいでいま
す。

古い蔵元の蔵の横、朝の早い杜氏さん蔵人さんの働く湯気が空を覆い
ます。


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