記念樹の下で

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記念樹の下で

昨年の4月、住んでいる浜松市の南端の町、遠州浜では遠州浜凧揚会の20周年
記念の祝賀会を開いておりました。
20周年記念誌を発刊し、町内広く20周年の歩みを振り返り21年目への力とした
ものでした。

この春、会は記念誌だけでなく記念植樹をして、20年という一区切りを未来に伝え
ていこうと計画をしています。

先日浜松の南東の郊外にある緑化木センター(飯田公園)に行くと、管理棟の北
側に木の苗がたくさん置いてありました。

それは「誕生記念樹」と「結婚記念樹」の苗たちでした。

庭屋の叔父が言うように人の人生より遥かに長い樹木の命は私たちに強さや
耐えることを教えてくれます。
そしておそらくは花の咲く木として夢を持たせてくれます。
今は小さな木でも次第に根を張り、大きく枝を伸ばして花を見ることができる。

やがては見上げるほどとなり、しっかりと幹を太くして私たちにやさしい木陰をくれる
までとなるまで、記念樹は大切に育てていきたいものだと思います。

「結婚記念樹」、「誕生記念樹」の申請をする心に夢を感じます。

「育てよう」という心はきっとこの細い樹木を健康に成長させてゆくのでしょう。

我が町は町内の2つの公園に桜を植える計画です。
凧の準備が佳境になる頃、桜は満開となります。
地域の公園に20周年の桜が咲く頃には、私たちはもっと成長して桜の下にいる
はずです。

あれから何十年経ったねと美しい桜の季節を迎えているのでしょう。


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