2010年04月02日07:10
春になれば心の中に流れてくるピアノと歌声があります。
「七色の谷を超えて 流れていく 風のリボン 輪になって 輪になって かけて
いったよ 春よ春よと かけていったよ 」
いつの日か学校で先生のピアノにのせて歌ったこの歌のメロディがまるで
ピアノか春の風のように流れてくるのです。
「田町にチューリップが咲き出したよ」と、アンナから電話をもらい、朝の田町
に出かければ見事なことに通りのフラワーポッドにチューリップが咲き並んで
いたのです。
花との出会いはその日限りのことです。
もう明日には開いてしまって出会うことができない花の色があるのです。
もし車で見かけたりしたら、Uターンする勇気を持って出会いに行くのです。
朝の田町は夜しか知らない者には不思議に静かな空間です。
誰もが歩いていたあの頃ともまた違う静かぶりなのです。
朝まで飲んでいたのでしょうか、というカップルたちが田町の夜の名残の
ように歩いていきます。
かたわらを出勤に急ぐ人たちが足早に通り過ぎていきます。
そんな時間のフラワーポッドの花たちの前に膝まずき、花の今朝のご機嫌
を聞くのです。
冬からずっと待っていた彼女たちのデビューを撮ろうとするのです。
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カテゴリー │花ばなしい
春になれば心の中に流れてくるピアノと歌声があります。
「七色の谷を超えて 流れていく 風のリボン 輪になって 輪になって かけて
いったよ 春よ春よと かけていったよ 」
いつの日か学校で先生のピアノにのせて歌ったこの歌のメロディがまるで
ピアノか春の風のように流れてくるのです。
「田町にチューリップが咲き出したよ」と、アンナから電話をもらい、朝の田町
に出かければ見事なことに通りのフラワーポッドにチューリップが咲き並んで
いたのです。
花との出会いはその日限りのことです。
もう明日には開いてしまって出会うことができない花の色があるのです。
もし車で見かけたりしたら、Uターンする勇気を持って出会いに行くのです。
朝の田町は夜しか知らない者には不思議に静かな空間です。
誰もが歩いていたあの頃ともまた違う静かぶりなのです。
朝まで飲んでいたのでしょうか、というカップルたちが田町の夜の名残の
ように歩いていきます。
かたわらを出勤に急ぐ人たちが足早に通り過ぎていきます。
そんな時間のフラワーポッドの花たちの前に膝まずき、花の今朝のご機嫌
を聞くのです。
冬からずっと待っていた彼女たちのデビューを撮ろうとするのです。