イチロー的こころ（旧版）

冬になるとやって来る鴨、ここ浜名湖も多くの鴨の飛来地で
陸からかつては船からも漁をしたと聞いている。

世界の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦して
います。

あひるを漢字で表せば「家鴨」と書く、自然のマガモを飼い
ならして作られたのがあひるである。
CMなどでも愛らしく使われる私たちの身近な鳥である。

飼えば名前が変わる、イノシシと豚の関係はどうなのか似た
ようなものが飼われて改良されて私たちは家畜を持った。
野生馬あり、当然野生の犬あり、猫あり。

逆に飼われていたものが逃げて野性に戻るものもあると聞く、
南米などのジャングルに棲むという野豚である。
連日登場する開高健兄の釣行記に登場する森のごちそうで
ある。

変われた豚より脂が少なくなり丸焼きした肉はいくらでも
食べられると聞けば、その摺り込んだ岩塩の味と共に野豚
の肉が香ってくる。

あひるは家鴨なり、されば鴨とは相当にうまいものだと想
像できる。冬のジビエであり、貴重かつ高級である。


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