イチロー的こころ（旧版）

世にはブラックな会話がある。ブラックジョークは大人の嗜みで
もあるが、時と場所を選ぶ、パーティジョークもその一つである。

世界の伝統色のその色と名前を見て何が書けるかに挑戦しています。

「小さな恋のメロディ」という映画があり、私たちの次代の子は
映画館に行って必ず見たという共通体験である。
恋に恋していた頃の教科書のような映画である。

ある日ヒロインのメロディがダニーを家のお茶の時間に招く。
この映画はイギリス映画であり、午後に軽い食事とお茶の時間が
あることを私たちに教えてくれる。

お父さんは昼間からパブで酒を飲むような人で、それもイギリス
の風習であると知る。メロディが連れてきた初めての男の友達に
父や家族は驚くが受け入れてお茶となる。

お父さんはダニーに話しをする。そしてパーティジョークを話す。

「親戚のおじさんがな、耳がずっと聴こえなくてある日聴こえる
ようになった。それは喜んでパーティを開いたのさ」

「そしてお祝いのシャンパンを開けたらそのコルクが目に当たっ
て」というブラックなる話をする。

家族は笑うが、メロディーはそんな話しをしてとお父さんを睨む。
お父さんは娘の顔を見て慌てている。

それからシャンパンを開けるのがちょっと怖くもある。
目に当たらないようにと気をつけている。
ちょっと怖がりすぎのように他所に向けて開けている。