イチロー的こころ（旧版）

お昼を食べそこなったハラペコ虎が定食屋へ入ります。５時と言えばもう日も暮れ、暖簾の向こうにはおばちゃんが「いらっしゃい！」おじさんが「へい　いらっしゃい！」と威勢よく声をかけてくれますもの、ドーンと席に座り、アツーイおしぼりを顔に乗っけて　うっはーっ！（よくぞ男に生まれけり）、顔の次に首筋までふいちゃうのがおじさんらしくてよいのですよ。
「サンマ焼いてっ！　トン汁大盛りねっ！」これで充分。
運ばれてきたのは皿からシッポをはみ出させたサンマクン、アブラがのって、湯気をあげてテーブルに乗りましたよ。隣には正しい大盛りごはんが白くツヤツヤピカピカ輝いていますよ。
さて！虎くん、ここは大根オロシをたっぷりとのせつつ、間髪をいれずにショーユをザッ！とかけます・
ハシで身を持ち上げます。ほっこりとハシの上で白いオロシをのせてサンマの身が「どうだぁ！」とばかりに湯気を立てていますよ。
「んまい！」おばちゃんがニコニコしていますよ。トン汁大盛りに唐辛子を「えいやっ！」とかけますよ。多めに入っちゃったらこれもヨシ、あとはひたすら男らしくワシワシと食うだけですよ。
片面食べたら。尾をもって骨をイッキにはがしちゃいますよ。
チアイだって大好き、アツアツごはんの上にサンマひとハシ、追加のオロシひと盛、さらに追加ショーユひと垂れ、これに勝るものナシ。
イッキにカキコミ、かなり多メのトーガラシとたくさん具入りのトン汁もやっつけてしまったのでした。
焼きサンマ定食トン汁付き、大盛。汗びっしょり！
☆☆☆！差し上げました！ごちそーさま！