イチロー的こころ（旧版）

休みになったからか階下の道路を行き交う車が少なくなり、代りに家族を満載した
車が行く。

いよいよ世間では夏休み、電話がかからなくなり落ち着いてカタカタと仕事を進め
られる。少しありがたい、自分のペースで仕事をしたいものですね。

モノカキ、モノトリ、モノガタル仕事はサービス業、会って打ち合わせをし、写真な
どの素材を撮れば、あとは伝えることが仕事であります。

このところ、仲間の書き口がとてもいいなあと思い、すぐ真似てしまうのは、括弧
でト書きをふる書き方なのだ。

かつてコミカルな演芸でも使われたト書きを表してしまうと言う手法は、セリフの
中に表しきれない（演劇ならばそれは所作にこめなければならないのだが）
ものをシャベリで補足してしまう。

コミック演劇で侍の立会いで一人が相手にバッサリと斬られる。

「うわっ」と倒れるところを

「うわっ！斬られたと思うが舞台の邪魔にならないように下手へスタスタと去っ
て行く」などとしゃべってしまうのだ。

演劇や演芸には作者が書いた台本があり、セリフ以外に演出の意図が書いて
ある。
倒れつつ、下手に去る、などと書いてあるのをそのまま読んでしまう
これで笑いをとりながら、より深く状況を説明してしまう。

コミカルなト書きならば、さらに会場はワッと笑いにつつまれる。

なかなか洒落がある演出なのであります。それを知り、手法をブログで使って
見るのも洒脱なセンスだと思い、感心し、真似る。

後輩を真似るのはしゃくだが、先輩を真似るのは師事となる。
模倣は文化の出発点なりなのであります。

ふくいくとしたコーヒーの香りを楽しんでいる。

（香味焙煎の瓶が空になり、いただきものをあけただけ）

一日ゆっくりとプランをつくり、商売繁盛のお手伝いの行動計画をつくる。

（自分の繁盛プランは後回し・・・でいいのか）

ゆったりとした気持ちでコーヒーを含み、街を見下ろしている。

（誰からも誘いがないのはなぜか反省しろ）