2007年10月14日07:48
赤い玉の実がプンとはぜて、実が顔を出すように、今朝もまぶしい朝がやって
きました。
シンと冷えた夜は去って、森にまた朝がやってくるたびに、固い実は熟れてい
き、秋のふかふかな森に種を落とそうと急ぐのです。
よく耳をすませば、たくさんのごちそうを啄ばむ鳥たちの歌のほかに、ポトンポ
トンといろんな木や草が実を落としていく音が聞こえてきます。
夜中にポトン、朝にもポトン、もちろん見ている前でもポトンポトンと大切な命の
実を森に落としていくのです。
風がサッと吹けば、枝は大きく首をふって、この時ばかりと遠くまで実を飛ばす
ことができます。
雨がふれば、ふかふかな葉っぱのベッドの上にピチャンピチャンと落ちていく
のです。
そんな大切な赤い実に撮らせてねとカメラを向けると、向こうの景色がピカピカ
と反応しています。
「赤い玉を育てたのは、僕ら白い光なのさ」と言わんばかりに輝きます。
白い光の玉がいっぱい、こちらを見ています。
赤い玉はますます赤くなって、そこにいるのでした。
花かんざしの実はフルッと割れて、ポトンと実を落としたのでありました。
光のたま赤いたま≫
カテゴリー │花ばなしい
赤い玉の実がプンとはぜて、実が顔を出すように、今朝もまぶしい朝がやって
きました。
シンと冷えた夜は去って、森にまた朝がやってくるたびに、固い実は熟れてい
き、秋のふかふかな森に種を落とそうと急ぐのです。
よく耳をすませば、たくさんのごちそうを啄ばむ鳥たちの歌のほかに、ポトンポ
トンといろんな木や草が実を落としていく音が聞こえてきます。
夜中にポトン、朝にもポトン、もちろん見ている前でもポトンポトンと大切な命の
実を森に落としていくのです。
風がサッと吹けば、枝は大きく首をふって、この時ばかりと遠くまで実を飛ばす
ことができます。
雨がふれば、ふかふかな葉っぱのベッドの上にピチャンピチャンと落ちていく
のです。
そんな大切な赤い実に撮らせてねとカメラを向けると、向こうの景色がピカピカ
と反応しています。
「赤い玉を育てたのは、僕ら白い光なのさ」と言わんばかりに輝きます。
白い光の玉がいっぱい、こちらを見ています。
赤い玉はますます赤くなって、そこにいるのでした。
花かんざしの実はフルッと割れて、ポトンと実を落としたのでありました。
この記事へのコメント
わあ!
吊り花真弓の実が開いた
こんどは、なかの黄色い種が
光に、出会う番です。
恥ずかしがり屋の種。
でも、子供の為に、遠くへ
運んでください。
鳥さん来てね。光さん目立つように
照らしてね。
吊り花真弓の実が開いた
こんどは、なかの黄色い種が
光に、出会う番です。
恥ずかしがり屋の種。
でも、子供の為に、遠くへ
運んでください。
鳥さん来てね。光さん目立つように
照らしてね。
Posted by しょうざん at 2007年10月14日 11:29
しょうざん先生、コメントありがとう。
もうきっと種が落ちる頃かな、かなり開いているのもありましたよ。
今度種を探してみますね。
もうきっと種が落ちる頃かな、かなり開いているのもありましたよ。
今度種を探してみますね。
Posted by イチロー at 2007年10月15日 01:09