半田藪のピヨ

カテゴリー │花ばなしい

半田藪のピヨ

子供の頃に住んだ浜松の郊外、積志の西には半田山がありました。

平地の子は西のお山、半田山を探検の場所にしていて深い藪、藪の中の洞穴
などを見つけてはもぐりこんでいたのです。

洞穴は防空壕だったそうで、大人たちは行ってはいけないと禁止していました
から、子供たちはみんなそこへ行くのは探検だったのです。

学校では禁止されていましたが、肥後の守(折りたたみ式のナイフ)を買い、そ
れを持てば勇気が出たのでした。
それはまだ浜松医大も、大きな半田山の街も何もない時のお話でした。

そんな話も今は昔、半田山は今や大きな住宅地として発展しています。
昨日はこの街に行き、半田の北に出来た新しい染地台という大団地に行きました。

街は発展するのでなく、昔の半田山のように木々が生い茂っていたところに全く新
たに生まれることもあるのです。
驚いてしまいますね。

半田山の椿はそんな街の発展を見てきたのでしょうか

小さな赤いクチバシを持った椿のピヨの誕生でした。

「冬がやってくるよ」と教えてくれておりました。


同じカテゴリー(花ばなしい)の記事
紫陽花ひとり
紫陽花ひとり(2011-03-15 16:20)

ふきのとうの事情
ふきのとうの事情(2011-02-17 11:18)


 
この記事へのコメント
コメントいたします。
椿は、冬の訪れと春の予感。
 「春の予感を感じたら、心にもきっと春が来るよ」
Posted by 大黒屋大黒屋 at 2007年11月16日 09:26
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
春告げなんですね。昨日山茶花を見ました。新しい白でした
教えてくれておりました。
Posted by イチローイチロー at 2007年11月17日 11:04
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
半田藪のピヨ
    コメント(2)