器の山盛り

イチロー

2008年04月02日 11:39



直接連絡をしなくとも、便利なことに友のブログが毎日を教えてくれる。

ブログの使い方で気に入っている点のひとつです。
だからこそ、自分の心もつづり、友に知っていただこうとも思いカタカタとキー
を打つのです。

焼き物に興味を持ったのは、そこに”在る”焼き物を見ていると想像がかき
たてられ、ブログを改名した”ぶん屋の抽斗”どおり、心の抽斗(ひきだし)を
開いてくれることがあるからなのです。

写真を撮る自分が、ギャラリーラウンドテーブルのスタッフの皆さんが撮った
写真を使って何かを書く、これもひとつの実験であり、経験であると思っては
じめましたが、自分が撮るよりも想像が広がるのに驚くのです。

人との会話が心を成長させるのに似て、たかだか30分の道のりですが、毎
日は見ることができない焼き物にブログを通じて触れることができる。

焼き物を見て、触れずして何かが書けるだろうかと想像してはじめたら、続け
ることが出来ているのです。

ラウンドテーブルにたくさんの焼き物が入荷した様子をブログで拝見しました。

器は本来、飯や菜を盛り付けるものですが、詰まれた器を見て、何が書ける
だろうかと心を盛ってみる。

人との出会いに限りがなく、興味がつきないように、一つひとつ個性のある
器との出会いにも尽きることがないのです。

一つひとつとの出会いからまた新しいストーリーが生まれる。

人の心の美しさに触れるのと似た出会いで、包むべき器がつくられたらいい

器とは、人を表すものの一つとして生まれてきたのです。

※写真提供:「Round table」ギャラリー通信!どの

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