桜と五郎丸歩

イチロー

2008年04月03日 09:29



「とうとう奴がやってきた」

昨日行われた記者会見会場に、早稲田大ラグビー部を卒業しヤマハに入団を
決めた五郎丸歩(ごろうまるあゆむ)選手が現れた。

ヤマハラグビー部公式ファンサイト”トラジュビ”の取材を担当しているからラグビ
ー全般を知っていると思われがちなのだが、じつはヤマハだけ、ヤマハの一部
だけしか知らない。

そんな自分の五郎丸歩選手との出会いは、昨年春のオープン戦、ヤマハスタジ
アムに早稲田大学を迎えて行った試合でした。

この試合前、早々に五郎丸選手は卒業後にヤマハ入団を決めたとニュースが
流れ、まだ見ぬ大器を見る楽しみを持っていた、だがヤマハを取材する側とす
れば敵は敵、すばらしい体と才能、技術を持つ五郎丸歩選手を注目していた。

フルバックから最前線まで走り抜け、ヤマハの新鋭の俊足徐吉嶺選手に追いつ
き押し倒した。

五郎丸選手は試合後、目標は大学の選手権の優勝のみと語った。
そして、早稲田大学ラグビー部は大学を制し、五郎丸選手の4年の戦いが終わ
った。

五郎丸選手は、ヤマハに来た理由を会社がラグビーを理解し応援しているから
だと言う。

昨日、五郎丸選手は桜満開のヤマハの練習グラウンド、大久保グラウンドにデ
ビューした。

「ロングキックでフォワードを前に出し、パスで繋ぐ」

堀川監督は、「ロングキックだけでなく、相手を抜き去る力に伸び代がある、いか
に抜きくかを磨いてチームの日本一に貢献して欲しい」と期待する。

大学の目標を達成した五郎丸選手が大久保グラウンドの仲間たちと走る。

一緒に入団した西直紀、中園真司は大学のライバル関東学院大ラグビー部から
の入団である。 韓国の代表経験のある朴誠球(パク・ソング)選手も入団した。

ヤマハの最速の足に追いついた選手が、伸び代を持って入団した。

桜、日本を代表する花は、ジャパンラグビー代表のエンブレムの花でもある。

ヤマハラグビー部の期待の新シーズンがはじまりました。

関連記事