大相撲春巻異聞

イチロー

2008年07月22日 19:48



え~三題噺でありまして、お題を三つ頂戴いたしまして、それで噺を作ろう
という。

今回は生春巻き、クールビズ、ホワイトボードでございます。
まあ、、作るんですか、難儀だなあ。。 まあやってみてはみますが・・・

-----------------テケツンテケツンテケツン、ドンドーン------------------------------

え~、今年の春も過ぎ夏もそろそろと言う頃でありまして、つまりは春も末
期(まっき)でございますが、若手たちが集められております。

はい、集まった集まったと呼ばれますからぞろぞろと集まってまいります。

「我々もいよいよクールビズに取り組みます!」と株を持つ男が言いますと

「ほ、本当かよ・・・」と皆は後ずさりしますが輪から出ることができません。

ホワイトボードには、実施要綱がかかれまして、明日から実施になると言う。

翌日、それぞれ出勤する時間が違いますが、若いものから先に出てくる。

まあ、ベテランでも降格するのが現代社会でありまして甘くない、その中に
は決して若くないものも混ざっております。

さあ!今日もがんばるぞ!若手がはりきっております。

「がんばれよ」、箒で掃除するおじさんが目で励ましを送っています。

「ひがぁしぃ~ 春の巻き~っ」

「にいぃしぃ~ 白板やあま~っ」

見あって見あって、はっけよい のこった!!!

仕切りから一気に前褌(まえみつ)をとろうとしましたがマワシがない、
一気に電車道に押し出そうとする白板山!

ふんばるふんばる、春の巻も応戦しています。 

のこったのこったのこった!

ところが残らなかった!!

小泉首相時代に相撲にも導入されましたクールビズ、お相撲さんが
涼しくしましたら、ちょいと押し出してしまったものがありました。

相撲だけに、「まあ(わ)しらん」などと言うことになりまして大騒動と
なってしまいました。

お相撲さんではなく、親方が呼び出しにあいまして、なんともしまら
ないお話になりました。

はやり生ものは巻いておいたほうがよいですな。、

あ~ どすこい、どすこいっと。

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