「アラビアンナイト、アラビアンナイト〜」という歌を覚えている。
きっと子供の頃にどこかで聴いたのだと思うのだけれど覚えていない。
むかしむかし、まだセキュリティなんて言葉も知らない頃から、秘密の
ドアを開ける暗号は「ひらけゴマ!」に決まっていましたね。
むかしむかしの物語、アラビアンナイト(千夜一夜物語)の中のお話の
一つ「アリババと40人の盗賊」に出てくるお話です。
子供の頃に呼んで「ひらけゴマ!」を知っていましたが、それと別に
こを英語で言う時に「Open sesame!(オープン セサミ!」と言うこと
も知りました。
それがどうしたことでしょう、同じ言葉なのに意味も考えてみなかった
のに今日になって「sesame」って何?と思いついたのです。
言葉なんてそんなもので、どこかで不思議と思わなければ調べても
見ないのです。
そして予想どおり、sesameとは「ゴマ」のことでした。
つまり Open sesame!という言葉を訳した時に「ひらけゴマ!」という
誰でも知っている暗号呪文になったのですね。
sesame(セサミ)と言う言葉は後にアメリカの人気番組「Sesami str
eet」でも使われます。
Wikiで調べるとこうあります。
「宝物が隠されている洞窟が『開けゴマ』の呪文によって開いたように
この番組によって子供たちに新しい世界や知識の扉をひらいてほしい」
という願いが込められている」
のだそうです。
アリババの「ババ」とはお父さんのこと、アリお父さんの活躍するお話
なのですね。
知識の扉を開くのも不思議だなと思う呪文が必要です。
これからは時分の心に「Open sesame!」と唱えてみましょう。