水をあげる人
あなたは水を飲む人ですか、それともあげる人ですか
ある判事さんの話で読んだ言葉を反芻しています。
人は一人では暮らせませんが、いつの間にか慣れてしまい甘えているこ
とを忘れ不平を並べてしまう。
自分の立場を世間と比較ばかりする人になっていることに気づかずにい
るのです。
そしてその不平を本当は一番愛している人にぶつけていることにも気づ
かずにいる。
与え続けられていることを忘れてしまっているのです。
判事さんは言う 「あなたは水を飲む人ですか それとも与える人ですか」
迷いの人は自分が与える人になれることに気づきます。
水を飲むだけでなく、相手の渇きを察することができる人になれば、だれ
もの心に水をあげることができる。
足りるだけをあげられなくても、一滴だけでも与えることができるのです。
水さしの心は与える心、水さしは水を満たしてその時を待っています。
豊かな心を持ってながめているのです。
※写真提供:「
Round table」ギャラリー通信!どの
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