茄子の秋
つい先週くらいまで紫の花を咲かせていたはずなのに、花も紫、実も紫な茄子
の畑が終わりに近づいています。
なんだか最後の茄子が愛しくて写真を撮ってあげました。
今年の夏に夢中になったのは「縦撮り」でした。
写真には随分自信があったはずなのに、「縦撮り」を教えてくれたのは”
きもの
と帯 大黒屋”さんでした。
夏を撮るならばスカッとした縦の光を撮るんだよと教えていただいてから、この
夏は縦撮りに夢中になった。
確かに空に向かう気持ちは縦撮りで表すと捉え易く、伝えやすいのです。
いつもの茄子畑はもう夏の終わりになっています。
地面に着きそうな茄子が枯れ色の土に戻ろうとしている。
枯れた下草に紫で夏の終わりを見つけています。
秋は心が斜め下を見て過ごす季節と教えていただきました。
地についた実りを手に入れる秋。
もっともっと今年のテーマ「丁寧」を心に置いてみましょう。
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