時代は360を羨む
昨日の午後ある観光地の駐車場で人目を集めていた一台の車がありました。
大切にされながらも毎日使われているだろうスズキフロンテ360がそこに
ありました。
昔々小学生の頃、まだ車は各家庭にあるわけではなく、マイカーなどと
呼ばれる憧れのものでした。
そこに投入されたスズキの360CCのフロンテは大衆が手が届く車として
町に増えていきました。
あれから40年、排気量が何倍もありボディも大きくなり、快適装備も
備えた車が小さなフロンテの横にズラリと並びます。
でもそこで羨望の目を集めていたのはフロンテの懐かしさではなく
エコなサイズという時代の魅力でした。
同じ道路を走るミニマムな車は今やエコを体言する車となっているのです。
エコな車に買い替えることも時代の流れですが、買い替えず大切に使い
続けるのもエコの基本です。
今こそ美しいフロンテが人目を集めるのは最も美しいエコだからなのです。
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