2009-10タツと将太郎

イチロー

2009年10月08日 16:06



写真左:大田尾竜彦(ヤマハ)右:大西将太郎(現近鉄)

写真は2007.12/20のヤマハ大久保グラウンド、ヤマハを率いる二人の攻撃
の要は大田尾竜彦と大西将太郎が試合に臨むトップジャージを受けていた。

ヤマハの木曽一の旧友にして同年齢となる大西将太郎はかのワールドカッ
プで日本を救うキックを見せた名選手であり、春に退団したワタさんこと村田
亙選手の後を担う戦う心を全面に押し出す要ともなっていた。

昨シーズン2008-2009は成長した司令塔SOの大田尾と二人で作る変幻自
在の攻撃パターンを試し、ヤマハの勝利パターンを作るシーズンでした。
ところが第2節に大西将太郎が故障し、二人攻撃への期待は失われた。
後に復調した大西はシーズンの勝利に大きく貢献することはできませんで
した。

その大西が昨シーズンで退団し、関西出身の彼は近鉄に入団する。
チームとファンに最後に残した言葉は「また会えるからさよならは言わない」
と大西は近鉄のメンバーとなりトップチームで戦おうとメッセージを残して去っ
ていったのでした。

今週10月10日(土)トップリーグ第4節、ヤマハは石川緑地にて近鉄と対戦
する。ヤマハのSO大田尾竜彦は近鉄の13番でスタメン出場する大西将太
郎と対戦する。
ヤマハのファンは石川のピッチでラグビー友である大西将太郎と再会する
のです。

「ラグビーで知り合った友達は一生の友達である」

大田尾とヤマハは旧友と対戦し、ピッチで最大のパフォーマンスを見せる。
ファンも同じく将太郎の友人としてその健闘に期待しながらヤマハの勝利
に向けて応援をするのです。

かつてワールドの選手であった将太郎と雨や雪の花園で戦った試合にも
いた。ヤマハの選手となった彼を応援をしていた。 そして近鉄のスタメン
となって戦う友を今度は応援することになる。

残念ながら石川に行けないのだが応援仲間が大挙して行くと言う。
ラグビーな楽しみは試合48時間前のメンバー発表の日にまた高まる。
・・・近鉄のリザーブにトップリーグ初年度ヤマハの暴れん坊だった四宮洋
平選手を見つけた。

両雄の健闘、両チームの検討を祈り、土曜は経過を気にしながら仕事を
するのです。

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