イチロー的こころ（旧版）

浜松の渋滞や雑踏から逃げ、癒されに逃げ込む店に着くと誰もいない。

いつもなら週末のこの時間は、常連の皆さんの車がズラリとならび、にぎわって
いるはず。　たった一台の車があるのみ。

店に入ると、顔馴染みのお兄さんだけ

彼は店の親戚にあたり、急場なつなぎとして店を守っていると言う。

店主のおじさんが倒れ、お母さんが付き添っていると言う。

麻痺が残りそうな病状と聞く。。

何も出来ないけれど店の今後について話を聞いていた。

僕はおじさんとおばさんが好きで通い始めた。

何もできないからただ祈ってきた。

伊豆の温泉病院でリハビリを受ける予定だそうだ。

おとうさんをお見舞いに行き、はげましたい。

何もできないから、病院から戻るお母さんを待った。

おとうさんとおかあさんの店、必ず元気になり復活させてください。

僕は祈ります。

今度お母さんだけが守る店に行ったら、洗い物でもするからね。