大福ちょう

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大福ちょう

テンツクテンツクテンツク ドンドーン

え〜 毎度出てまいりましたるは、波乗り亭ぶんや師匠であります。

初めてみた人は海坊主と間違えて後ずさりするってぇなこともございますが、
付き合ってみると味があります。

噛めば噛むほど味が出まして話も飼猫と同じでおも白いわけでございます。

昔はこんな親父が横丁に一人はいたもんでございまして、子供はおっかな
がるが大人は一目置いたものでございます。

若い頃はさんざん、色々、あのその、ふむふむ、ええってなことをやってお
りましたが、生来の勉強家でございまして顔は苦虫ですが、本の虫になりま
して勉強をいたします。

偉いもんですな、好きなものはなんでも極めちまうと言う、できるようでなか
なか出来ないものでございます。

専門が礼儀、形なんて難しいものでありまして、私たち普段はナアナアとし
ているところを学んでいると言う。

小間物屋なんて言いますが、使う所、形がなければ粋どころか野暮てんに
なっちまう。
まあ、てめぇの姿くらいは野暮でもかまいませんが、近所に祝いや不幸で
もあった時には、どうしたらいいでしょうなんて聞く人が欲しいもので、祝い
を持っていって、無礼なことになっては何にもなりません。

小間物屋は常に形を学んでいますから便利に聞いてしまえはよい。
なかなか何でも答えて物を揃えるのは大変であろうと思える商いであります。

加えて誰にでもある祝儀不祝儀には作法だの家の格なんでものが加わります。

小間物屋はそれも揃えるのが仕事であります。

さてこの師匠、猫とラーメンが好きで一番好きなのは女房なんだとのたまいます。

ボツンと店におりますと阿吽の不動さまの片われのようですが、姐さんが帰ると
とたんに元気になる。

「おまい、帰ったかい」なんて優しい声で迎えます。
これを称して 猫ラーメン声という。

題名の大福帳に関係ないじゃあないか などといぶかしがるべからず。

これだけ兄ぃの宣伝をすればきっと「大福」がいただける。

大福ちょうだいと言うお話でございました。

チャンチキチャンチキチャンチキ デンデーン。


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この記事へのコメント
コメントしたします。
上手に宣伝をしてくれいますね。
シャイな人だけに喜んでいると思います。
これからもよろしくお願いいたします。
ありがとう。
Posted by 大黒屋 at 2008年03月09日 08:46
ぶん屋さんのお人柄がすごくよくあらわされてると、思います、さすがイチローさんですね。

はずかしながら私はネコはちょっと苦手です。
Posted by けいこさん at 2008年03月09日 09:58
大黒屋さん、コメントありがとうございます。
仲間の商売は応援したい心いっぱいです。
シャイな兄ぃに代わって少しだけお手伝いをいたします。
Posted by イチローイチロー at 2008年03月09日 16:44
けいこさん、コメント感謝いします。
知り合ってから気が合いまして兄弟分にしてもらっています。兄ぃの人柄が伝えられればと思っております。猫、かわいいですよ^^
Posted by イチローイチロー at 2008年03月09日 16:45
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    コメント(4)