イチロー的こころ（旧版）

ブログを書き続けていると、自分の心が見えてくる。

さらには何を書きたいのかが見えてきます。心に響かなければ伝えたいとは
思わない、ゆえに自分だけにしまっておきたくないことを伝える為に書くのです。

どうやら小学校から高校まで新聞部という男は「伝える」ことが好きなことに気
づくのです。

仕事柄、新聞記者さんとも同席することがありますが、かつての憧れの仕事を
する様子を興味深く見ていると、記名記事では記者の観点で書いている。
突っ込んで取材したことが、記事に書かれる真実に色を添えているのです。

ブログも同じ、伝えられる事実は曲げられませんが、伝える人が添える気持ち
が記事の魅力を増しているのです。

ブログ時代となった今、全ての人が興味を持って毎日を暮らします。
興味というエッセンスを加えて書かれる文章は真実に魅力をふりかけて伝えら
れるのです。

時々、ブログの文章ってなんだろうって思うんです。
エッセイでもなく、日記でもない、これは新しい文章のカタチ、それを今、私たち
が作り出しているのです。

自分はもう美しくないけれど、世の中にはピカピカした美しいものがたくさんあ
ります。
会話の中に、ピカリと光る喜びを見つけます。

そして今は春の日差しが誰にも公平に降り注ぐ。

一つの記事にはこの瞬間の心がこもる。　伝えたい時に書き始めるのです。