初凧の行方

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初凧の行方

そろそろ凧の話もしまい、凧だけにいつまで浮かれているんだなんて叱られ
てしまいます。

さて、凧となれば初子さまの記念にと写真を撮るお手伝いをいたしまして、
初凧搬入から会所開き、前夜祭、初凧揚げ、初練りと追ってまいりますと、
かなりの写真を残すことができます。

これをまとめましてCDにして記念にお渡しするのが、遠州浜凧揚会の心で
もあります。
(案外、初凧、初練りでは初家さまは写真が撮れないものなのです)

初凧の行方

高く舞い揚げた美しい初凧には、初家さまの家紋と初子さまのお名前を入れ
た扇面があります。
扇面には初凧糸目式の際に、初子さまの手形を入れてあります。

この凧は凧場でも最優先、「凧通ります」と初凧を運べば、どんな人も道を空
けてもらう、これが凧まつりの心であります。

初凧の行方

さて、三帖から六帖という大きな初凧、これはもちろん初家さまのものであ
りますが、組では初凧揚げ後は来年用の練習凧としていただけるようお願い
しています。

その代わり、初凧から家紋と扇面を切り取りまして記念品としてお届けする。
これには糸目の要となります緒の部分、当日使いました揚げ糸の先をつけ
ております。

初家さまではこれらを額装したり、表具屋さんで加工したりして記念にされ
る方が多いようであります。

このようにして初凧記念品を6日の片付けの日にお納めして初凧のしまい
となります。

写真の整理は・・・・急いでお届けしなくてはなりませんね。
がんばれ俺。


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